【Winning Post 8 2015】2033年
昨年引退したセキセイカペラが繁殖入りのため、牧場に帰ってきました。
米国で勝ちきれないセキセイエイムは、3月5週にドバイゴールデンシャヒーンを勝ち、ようやく海外GⅠ2勝目です。おまけしてこれもカウントしてくれませんかねえ。
4月。昨今の地球温暖化によるとみられる異常気象のせいか、大きな落雷がありました。デネブ33(牝、父ソースイス)でシリーズ恒例の春雷が初の発生です。印はというと、秘書と牧場長が◎で他はなし。
桜花賞ではセキセイマシーン(ノースチョイス×タレンティドターン)が勝ち、三条メグ騎手が晴れてGⅠジョッキーになりました。メグと言えば牧童イベントなんですが(?)、今回は牧童イベントってないんですね。他人の子より自分の子という感じなのでしょうか?
しかしオークスは距離が長すぎたようで16着。
そして日本ダービー。皐月賞は13着だった橘騎手のセキセイカップ(ビッグブラウン×サニーアピール)がまさかの1着。2着にもセキセイピクニック(レイズシック×セキセイグラス)が入りました。すると守永嬢が……
追い込んで勝利という細かい条件があったんですね。でももうアリスと結婚しちゃったしなあ……。そんな呑気な話をしている間にも、デネブ33は生死の境を彷徨っていました。
今年8歳になるセキセイポラリスは、2年連続でアジア・マイル・チャレンジ2勝でした。欧州ではイギリスダービーでセキセイチャンス(ゲッコーストーム×セキセイフクキタル)が勝ち、これで馬主として日米英ダービーを制覇したことになります。
勢いに乗ってKGⅥ&QESに挑戦しましたが、こちらは9着。やはり古馬の壁は厚いのでしょうか。しかしもう1頭出走の5歳馬セキセイライン(セキセイセカンド×メイビー)が優勝し、昨年のサンクルー大賞典以来のGⅠ2勝目です。
長男の響は8月に歩き始めました。運動神経がよさそうだとか。末はサッカー選手か、それとも今話題のラガーマンか。
今年の柵越えはセキセイシルキー32(牡、父レイズシック)。かつての所有馬の子供たちの名前が挙がるようになってきました。ところで、記事中に父母を書くようにしていたのは、なんかの参考になればと思っていたからなのですが、年数が進んで2016年開始時点には存在していない馬ばかりの現在となっては、あまり意味ない気がしてきました……
9月1週に米国の2歳GⅠデルマーデピュターントSを勝ち、海外GⅠ200勝を達成。樫本さんがお祝いに来ましたが、関東オークス勝ちの3歳牝馬セキセイデネボア(ビッグブラウン×クリムゾンカーヒラ)が、海外でも勝てそうだと言っています。この前、騙されたしなあ……その時は口調がおかしかったけど。
秋の短距離路線では、4歳牡馬のセキセイホール(グラディアトールス×ムーンライトコスモス)が函館スプリント2着から、北九州記念、セントウルSを勝ち、サマースプリントシリーズを優勝。スプリンターズSも勝ちました。
期待馬のラヴコネクションは、去年は鳴かず飛ばずでしたが、ここに来てクイーンS、府中牝馬Sと重賞を連勝しました。しかしエリザベス女王杯では16着の惨敗。主戦の森下昌恵騎手が海外遠征中なのに気づかず、経験の浅い、転生した岡部騎手に乗り替わりになってしまったのも影響したと思いますが、それにしても負けすぎです。今年はもうお休みで、来年に期待しましょう。
セキセイエイムはA.G.ヴァンダービルトH~ヴォスバーグS~サンタアニタスプリントSと連戦するも、いずれも4着。今までの分も数えると、対象レースでの4着は7度目です。精神力と賢さに問題があるのは分かってるんですが、この微妙に力及ばない感はなんだろうなあと思ってたら、いつの間にか非根幹距離が付いていました。1400mの重賞を勝ちすぎたかなあ……
今年デビューの馬たちは、一番に期待しているセキセイオリンピア(ゲッコーストーム×トウカイエイト)は海外に挑戦。GⅡロイヤルロッジSを3着からのクリテリウムドサンクルーで海外GⅠ初勝利、朝日杯FSも勝ちました。来年はイギリスダービーを狙います。
そしてセキセイアルビレオ(リゲル×ナリタアルビレオ)。2戦目で初勝利でした。リゲルはまだ代表産駒が出ていないので、出走レースは大事に選びたいです。
ジャパンカップでは欧州からセキセイラインとセキセイチャンスが参戦し、1着、2着に。3着も日本のセキセイオトヒメが入りました。セキセイラインはそのまま有馬記念に挑戦。
騎手のコメントにこちらも思わず噴き出してしまいましたよ。ハッハッハ…
今年の成績は129勝(GⅠ42、重賞95)の77億5463万で1位、牧場も96勝(GⅠ28勝、重賞46)の47億1578万で1位。2位の社台Fとの差は1億円ありませんでした。セキセイラインの2勝が効きました。
年度代表馬は票が割れましたが、セキセイポラリスが初選出。欧州でもセキセイラインが選ばれました。
殿堂馬は、まずは「マイルの帝王」がセキセイポラリス。
国内のみですがダートGⅠ4勝のセキセイエッグが「電光石火」。
マイルGⅠ4勝のセキセイサタデーが「偉大なる母の仔」。「お祭り女」と呼ばれたセキセイオリーブに続く姉弟による殿堂入りです。
カペラ系のセキセイヘラクレスはそのまま無敗でBCマイル、香港Cなどを制し「勝利の方程式」を獲得しました。
その他に称号なしが、中距離で活躍したセキセイダリア、欧州の牝馬限定GⅠ4勝のセキセイアリーナの2頭です。
最後に久々の血統関連ですが、My牝系デュプレ系が特性「意外性」を獲得。……余計なものが付いちゃったな、というのが正直なところです。(笑)評価もAになっています。
そして、かつて所有していた繁殖牝馬のディアデラノビアが主流牝系を確立しました。流れを組む繁殖牝馬にセキセイオーラやセキセイアセット、セキセイフクキタルらが、そして現役馬にはセキセイチャンスがいます。
またひっそりとファイントップ系が滅亡してしまいました。滅亡したのはこれが初めてです。
(C) 2014-2015 コーエーテクモゲームス All rights reserved.
コメント