【Winning Post 9】2999年(世界の終わり)
やはり『Winning Post 9』でも、世界の終わりのイベントを見てみることにしました。
今作のオート進行は、レースの観戦設定がONだと遅いという話を聞いていたので、全OFFにして一年進めると約1分35秒掛かりました。(Windows版)
地方や海外の観戦設定がONだと、そのレースに出走する馬がいる場合、その週は画面が暗転して、その分だけ遅くなりました。
時間を計ってみたら、海外にも所有馬がいる場合、毎週のように暗転して一年に約4分40秒も掛かりました。ここまでくるとプログラムに欠陥があるのではないかと疑ってしまいます。
三十時間は軽く経ったでしょうか。今作をやり始めたときに感じた、画面に対する違和感もいつの間にか克服され、ついに2999年に到達。例によって年末の表彰式後に――
何の疑いもなく2999年12月4週で終わると信じていましたが、果たして、無事に世界が終わってくれました。(笑)
言っている内容は前作とだいたい同じですが、まだ続きます。
なんとセリフの量が増えていました。
この際だから、確かゲームボーイの『桃鉄』みたいに、疲れを癒しに温泉へ行くイベントでも作ったらどうでしょうか。(前にも同じことを書いた気が……)
ついでに2999年の世界を見てみようと思いますが、今作は家系図はないので、特にひどい面白いことはありませんでした。なお難易度はノーマルです。
所持金は9999億9999万円でカンストしましたが、やはり『Winning Post 8』シリーズ同様に使っても減らなかったので、上限はさらにあるようです。
プレイ評価は知らないうちにランク10に達していました。勝利数はカンストしていますが、国内GⅠ勝利数が0勝ってどういうことですか……?
項目の一つであるアジア・マイル・チャレンジ完全制覇は、手動でローテを組んだ一度きりでした。放っておいたら、あまり遠征しないみたいですね。UAEと豪州のレースを10くらい勝っていませんでした。
次は主流牝系です。
主流牝系は全部で50ありました。何百年も、同一年に滅亡と確立がセットで起きるのが当たり前になっていたので、最大数が50であるのは間違いないと思います。
2300年頃から冠名無しの競争馬(プレイヤー、ライバル馬主ともに)が混じるようになって、その割合も増えていったんですが、2650年ごろから冠名のみに戻りました。
流行っていた牝系が滅亡して牝系図が消えて、名前が再使用できるようになったためと思われます。2760年から再び冠名無しの競争馬が出てくるようになりました。
また、いつの間にか芦毛の馬が絶滅していて、そのため雪野直純とピュアスノーファームが悲惨なことになっていました。(笑)
何百年も所有馬がいないので、名声が少しずつ減り続けた結果、勝利数がカンストしている(実際は23430勝)にもかかわらず、名声は181しかありません。
そして芦毛の繁殖牝馬ばかりを集めていたピュアスノーファームは、他馬主が海外セリで買った幼駒を預かるだけの施設と化していました。
いつ芦毛が絶滅したのかは分かりませんが、遅くとも2700年時点では絶滅していました。『8 2017』をやっていた時は気づかなかったのですが、実際にはどうだったかと見返してみたら、そちらでも絶滅していました。かなりの確率で起こってしまうことなのでしょうか。もっとも、もう一度新しいデータで試してみようという気は微塵も起きません。(笑)
今作から馬の馬場適性が芝とダートで別々になりましたが、両方◎になっている馬が多い印象でした。ただこれはあくまでも主観です。
やはり新要素の最優秀ライバル対決は100年分残っていました。
何百年も時を進めたこととの関係性はありませんが、該当レースがなしになることもあるんですね。
続いて系統です。2999年時点では24系統が存在。全て親系統に子系統が一つだけという状態でした。馴染みのある名前は初めの頃に確立したガリレオ系だけです。
ちなみに最後に子系統が確立した年は2745年です。
コースポは使い回しで相変わらず支配率が15位までしか見ることができないので、手作業で表にまとめました。面倒くさかったです。
なお表の支配率が空欄になっているのは、コースポで参照できなかったところです。
オレンジ色のセルは流行血統です。零細血統に関しては、全ての数字が分からなかったので、表には反映させませんでした。
SP系統が多めです。無特性は1つだけ。ST系統は欧州のみで数は4つだけですが、合計すると支配率が半分近くになっています。
年末に表示される、2999年末時点における芝の主要GⅠの勝利数です。
日本では意外とアメリカが健闘しています。
ただ1年分だけを載せてもあまり意味がないと思うので、直近10年の平均を出してみました。やっぱり面倒くさかったです。1月1週ってやたら人が来るんですよね……
それはともかく、数は日本14.9、欧州0.8、米国5.3でした。
欧州は対象レースがすごい多いですが、やはり地元勢がダントツです。10年の平均は、日本5.1、欧州53.4、米国2.5でした。
日本ではアメリカ勢もそこそこ頑張っていましたが、ここアメリカでは日本が半分近くに。10年を見ても日本10.1、欧州0.9、米国13。
米国でももう少し地元有利に偏っていたら、結論的に分かりやすかったんですが。馬の総数からいっても日本中心の世界ですし、芝の重/軽もそんなに離れていないせいでしょうか。
過去作からの話ではありますが、日本から海外への「血」の輸出はプレイヤーが積極的にやらないといけないこともあり、系統確立を例に採っても、プレイヤーは神のような役割を演じてきた節がありますが、この世界適性の登場で、その役割がさらに強くなるのでしょうか。
冒頭の画像は「世界の終わり」の関谷未来バージョンでしたが、もえぎファンのために、橘もえぎバージョンも一部載せておきます。ただセリフはまったく同じでした。
ちなみに年末の表彰式に出席しなかったら、宙を漂っている光のエフェクトが表示されません。下に二人の動画版も用意しましたので、そちらも併せてどうぞ。
実は、この秘書のメッセージの後は『8』シリーズのようにタイトルに戻るんだろうと思っていたんですが、ウインドウが勝手に閉じてゲームが終了してしまいました。
嫌な予感がしたので、Windowsのイベントビューアーを見てみたら、アプリケーションエラーが発生していました。最後の最後に「落ち」がありました。(笑)
さて、一段落付いたので、『8』のノエルちゃんの続きに戻るとしますか……
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