【Winning Post 9 2020】2999年(世界の終わり)
『Winning Post 9 2020』の「この世界の終わり」イベントの姫神ノエルバージョンです。『9』シリーズになってこのイベントのテキストが刷新されていたので、やはりノエルのファンとしては是非とも見ておきたいと思っていました。
姫神スミレもといノエルの最大の魅力である、特徴的な口調はやはりそのまま。
セリフ中の「お兄ちゃん」がノエルのキャラ的に完全に定着したと感じるのは私だけ……でしょうね。(笑)もう二年半以上これでやってましたからね。
ちなみに姫神ノエル以外の秘書、橘もえぎと関屋未来のセリフはというと、改ページがちょこっと変わっただけでテキスト自体は無印の時と同じです。二人の分は動画で入れておきました。この二人にもお兄ちゃんと呼ばれてしまっていますが。(笑)
このタイミングではノエルの名前はスミレになっていましたが、ノエルの名前が変わるサイクルが20年と大幅に短縮されました。なので、名前はどうなるんだろうかと思っていましたが、2570年末に一周回って名前が姫神ノエルに戻ってきました。
やっぱりノエルはノエルじゃないと! そして20年後の2590年末――
いったいどういうことなの……?
ずっとノエルになるのかと思ったら、この次はマリアになりました。ノエル→マリア→(中略)→エミリ→ノエルというサイクルで1周、つまり厳密に言うと、このノエルからが「2周目」みたいですね。
前回のプレイを終了した直後の2038年からオート進行で年を進めながら、2012年に確立させた牝系のスエヒロジョウオー系を繋げるようにしていました。
最盛期は2300~2400年代で年間2000勝近く、繁殖牝馬の85%くらいが属していることもありました。2600年時点でも80%くらいを占めていたんですが、さらに100年後の2700年には70頭くらいに激減していました。
一覧画面では牝系があるのに血統画面では牝系がなかったり、牝系に属する牝馬が産んだ仔馬が同系と表示されなくなったりしていました。属している牝馬を見つけ出して繋げていましたが、2930年頃にはスエヒロジョウオー系と表示される馬がついにいなくなったことがあって、滅亡もやむなしかと覚悟しました。
しかしその後繁殖入りして何年も経っているような繁殖牝馬が何頭も、急にスエヒロジョウオー系として表示されることがあって持ち直し、完走することができました。
ゲーム上では牝系が表示されていないのに種付け時に牝系配合が成立している馬がいるので、内部的にはまだ牝系として認識されているのでしょうか。
画像では繁殖牝馬が牝系に属していないのが分かりますが、それでもW名牝系配合が成立しています。ちなみに種牡馬も(少なくとも表示上は)牝系に属していません。
『8』の時も同じようなことが起きていましたが、牝系は正直仕様がよく分かりません。すごい大変な処理をしているみたいで、年末の牝系の滅亡→確立の間に30秒くらいかかることがよくありました。
これは2999年12月4週の状況ですが、何百年も毎年のように滅亡・新規確立を繰り返してきた結果、名牝系と特性を持っている牝系はスエヒロジョウオー系の1つのみで、全体的にスカスカになっています。ただスエヒロジョウオー系が滅亡していたら、いろいろとすっきりとして、新しい状況が生まれていたのかもしれません。
牝系は同時に最大50まで存在しますが、1つ滅亡したら1つ枠が空くので、1つの牝系を伸ばし続けるよりは、どんどん新しいものに乗り換えていく方が良さそうです。
次は子系統です。確立した数は145で、最後に確立したのは2743年のヒメカミスミッテン系です。もともとあまり狙って確立させることをしていないデータですので、開始直後から確立させまくる人は、最後の年はもっと早く訪れますね。ちなみに最後に系統が滅亡したのは2998年でした。
2020年に確立させたアドマイヤムーン系が最古の系統です。すでに生き残っていない分もそうですが、所有していた馬が非常に多かったです。自牧場に種牡馬として入ったら27歳まで現役が保証されるからでしょうね。
250年以上新たに子系統が確立することはなく、ただ滅びるだけになっていったせいでしょうか、ほぼ親系統=子系統でした。
初期系統は1991年スタートではサイアーラインのところで53系統確認できます。これに確立した145を足すと198となりますが、さらに血統表にだけ出てくる親系統ヘロド系、子系統ザテトラーク系の2つを加えると切りが良い200になりますので、これが系統数の上限だと思います。牝系とは違って、滅亡してもずっと枠を埋め続けるという点に注意です。
ここで各系統の支配率などをまとめました。
残ったのは全てSP系統でした。欧州と米国は対照的、日本と米国は似たような流行り方をしていますが、芝適性が近く、ダートのレースもあるためでしょうか。
芝の世界適性の日本型は少なくて、日本のGⅠはほとんど米国型が勝っていました。欧州と米国はほぼ地元の適性で占められている結果になっていました。
このような状況で配合はどうなるかというと、爆発力でソートしていくと上位は24~28くらいになるものが多かったです。以下の配合理論が基本になります。
- SP昇華配合Lv3(×5)
- 血脈活性化配合(×4~8)
- フォースニックス(×8)
- 牝系配合(×2~4)
- 施設効果(×3)
系統はエリアごとに極端になっているので、年末の海外牧場への移動を駆使してライン活性を狙えば、もう少し上には行きます。
海外の種付けだとオンライン報酬が必要になる場合もあるのでそう気楽にはできませんし、牧場を移動させるにしても地域をまたいだ種付けは、祖先の牡馬と牝馬で流行・零細の表示の判定地域が異なっていて、分かりにくいですね。
こんな感じがこのデータ上では限界だと思います。やはり最後に系統が確立してから250年以上経っているために、狙って爆発力を上げることができる母父〇と活力源化大(名)種牡馬因子が成立しないのがけっこうきついです。
他には真稲妻配合が、芦毛が2750年ごろに絶滅したので使えなくなっていました。前シリーズからいつも絶滅しているので要注意です。ということで雪野直純の所有馬は0になって名声は減り続けました。
そんな状況にもかかわらず、年始に律儀に絆コマンドの「芦毛旋風への道」を時々持ってきてくれたのが、なんとも切なかったです。
今回は、プレイヤーは20代目(転生1回含む)までいきました。いちおう21代目も2988年に、そして他の子孫も2999年まで誕生していました。配偶者を含めると、家系図は全部で1000人は軽く超えたのではないでしょうか。
40歳の永遠の大学生はさておいて、この虎什郎は20代目なのに家系図の上の方にいます。家系図を辿ってみたら、こんな感じになりました。
- 虎一郎(初代)
- 千里(1992年生)
- 奈々(2025年生)
- 朔弥
- 麻衣
- 佑馬
- 虎什郎(20代目)
3番目の奈々までは普通に進めていた時に誕生していました。思ったよりも短かったですが、途中で年齢的に変なところから伸びたような気がします。
こんな風に両親や兄姉がいずれも引退しているようなところに、子供がひょっこり生まれていることがけっこうありました。
家系図があまりにも広がりすぎて、コウノトリもどこに行けばいいか分からなくなっちゃったんでしょうか。(笑)
また2597年、12代目が引退するときに、後継者がすでに生まれていましたが、彼に引き継ぐことなくプレイヤーが転生しました(姓名変更可能)。転生後の家系図を見ると、まっさらになる訳でもなく、そのままの位置で年齢だけ30歳になっていました。
こうなったのは、結婚可能な知人が一族と取り合いになったために結婚しそびれて独身だったせいかもしれません。
ある時、一族の競馬関係者のところで、すでに引退している姫神(旧姓三条)メグ調教師が259歳で存在していること気づきました。
この時、転生した三条メグ調教師は65歳で存在しており、一族と結婚していることもありませんでした。
これとの関係性は分かりませんが、かつて一族になった架空騎手・調教師は、引退して転生した後は、姓も戻って一族ではなくなっていますが、リーディングを獲ったら翌年の1月に絆のSPコマンドを持ってきてくれました。前世の記憶がそうさせているのでしょうか。(笑)
今回は牧場長も4つの牧場とも一族で回していました。
牧野姉妹や、霜月エニフ、朝比奈すみれなどの牧場長候補は、牧場長でいる間は何年経とうが引退しませんが、誰かと結婚して一族になった状態で牧場長の任を解かれて牧場スタッフになると、いずれ引退して牧場長候補には出てこなくなります。
さて長い間、一族の牧場長だけで回っていましたが、タイミング悪く一族の牧場スタッフが残っていない状態で2942年に欧州・プリンセスファームの牧場長が65歳の定年を迎え、牧場長は唯一候補に残っていた牧野良夫になりました。
牧野良夫は子孫と結婚することはありませんでした。良夫のインブリードとかネタにされていた今までがおかしかっただけですね。ちなみに知人枠の高松凱旋も結婚しませんでした。こっちも娘の高松歌劇がいますしね。
そして今度は2944年にクラブ牧場・ヒメカミファームの牧場長が定年を迎えましたが、あいにくまだ牧場長を任せられる人材は出てきていませんでした。
前回『8』の時は決定ボタンがなかったので、この状況になると進めることができず詰んでいました(オート進行で1月1週を飛ばすと進行できますが、牧場が消滅します)。しかし今回は右下にボタンがあります。果たしてこれを押すといったい誰が出てくるのか……?
菊夫、菊夫じゃないか! 初代・虎一郎の三女・十里と結婚した菊夫が900年の時を超えて復活。まあ、普通にスタッフとして施設に配置できていましたけどね。(笑)能力はたぶん引退した時のままだと思います。
そして翌年、やはり牧場スタッフが現れないまま、今度はメインであるノエルファームの牧場長が引退することに。
その後、また例の選択画面が表示されました。先ほどとまったく同じなので割愛しますが、選ぶと再び菊夫が登場。ノエルファームとヒメカミファームの牧場長職を掛け持ちすることに。
ちなみにその後、新しい牧場スタッフが登場しましたが、菊夫が牧場長を務めている2つの牧場の牧場長交代時には、彼を留任させることも可能でした。ただ、そうではない他の2つの牧場では選択肢には出てきませんでした。
牧場長に関しては、候補がいなくなって牧場がなくなるということは起きないみたいですね。ただ初期の牧場長候補がお気に入りの人は、少なくとも3つの牧場で引退しないように固定にしていた方がいいのかもしれませんね。
ちょくちょくおかしい点はありましたが、家系システムも通して遊べそうな感じに仕上がっていました。『ウイニングポスト8 2017』でやった時の騎手課程300年みたいなインパクトのあることはありませんでしたし。ただそれはそれでちょっと物足りなかったかも!? いったい何を期待してたんだという話ですが。(笑)
さて、ノエルバージョンを無事見ることができたので、『9』シリーズの新年度版が出ても、もうこのイベントは見ないでよさそうですね。ノエル以上に特徴的な口調の秘書が出てきたら話は別ですが。(笑)
『2020』というか今シリーズの大目標をクリアしたような気もしていますが、ノエルもこう言っているので、また彼女と一緒に遊びたいと思います。
(C) 2019-2020 コーエーテクモゲームス All rights reserved.
コメント
初めてこのブログを拝見しましたが、過去作も同じようにやられているようで。
面白かったです。