【Winning Post 10】世界の終わり(2999年)

新ナンバリングとなったので、いつものイベントのやつです。初めて見てから早6年ということで、さすがにもう面白ネタになりそうなものはないので、変わったところを中心に見ていきます。

世界の終わり

2999年の年末週から「NEXT」ボタンを押すと、例のメッセージが表示されます。どうせなら無音ではなくて、音楽を流しておいてほしかったです。動画はこのページの下の方にあります。

基本これまでと同じような構成ですが、秘書ごとに変わっている部分は、秘書の選択時に見られるPRポイントや達成目標を意識した内容になっています。

志麻倉夕映

志麻倉夕映はいつぞや世界一周がしたいなどと言っていましたが、愛馬の世界での活躍について。ところで志麻倉夕映からの呼ばれ方ですが、最初から「お兄ちゃん」って用意されていても選びませんよ。(笑)

逢坂やよい

逢坂やよいは個性を持つ馬たちとの信頼関係と、今作の特徴である「ウマソナ」を強く意識したものです。

家系図に関しては、特に問題もなく代替わりは21代目まで続きました。

家系図

結婚したんだから、さすらうのはやめてもらえませんかね。何年たっても新米な記者もいますし。某大学生の時から学習していない。(笑)

困ったことと言えば、これまで同様に何代か経ってからの結婚相手がいっぱい増えた親族に取られてしまっていて、選択肢がほぼなかったということでしょうか。秘書も全体を通して1人1回しか結婚できないですが、まだ2人しかいませんし。

次は牝系です。今回は2003年に確立した(いつもの)牝系をずっと維持してきました。経過年数1000年にはちょっと及びませんでした。同時に存在する主流牝系の数が50なのはこれまでと同様です。

主流牝系

絶滅危機は1つだけで安定しています。以前に牝系の状況を載せた『ウイニングポスト9 2020』の時と比べると、勝利数などを見る限り、ちゃんと機能していそうな数になっています。

ただこれまで同様、今回は2750年くらいに、重賞を勝って本来牝系図に載るはずでも牝系の表示がされない馬が出始めました。なお、この状況でも牝系配合は成立します。

繁殖牝馬

その後、何百年も続いていた牝系が滅亡したら、そのような症状は解消され、また時間が経つと発生するようになっていました。結局最後までそのような馬は存在していました。

ところで、今作でも親族以外の牧場長候補は年齢が設定されておらず、最後まで現役でした。結婚できない牧野良夫以外は、一族入りしたら牧場長ではなくてもスタッフとして世界が終わるまで配置し続けることもできます。頻繁に画面に出てくる牧場長は駒野みのりちゃんにしたいという意味で、いちばんスタッフとして使いたいのがその良夫なんですが。(笑)

『ウイニングポスト8』で牝系のシステムができたばかりの頃よりは、牝系図全体の容量は増えているようですが、やはり限界はあるようですね。もっとも、一つの牝系を1000年近く続けたことが、だいぶ重荷になっていたことは明らかですが。

牝系図が広がりすぎて、正式に牝系に属したことになっている馬の中でも、馬画面から牝系図に飛べる馬もいれば飛べない馬もいて、どこまで実態が反映されているのか見当がつきません。スクロールバーの幅でその広がりを感じてもらえれば幸いです。

牝系図

ここに名前が残っているせいで、オート馬名用の単語はヘンテコなものが結構増えたと思いますが、2700年を過ぎたあたりから所有馬に冠名なしの馬が混じるようになっていました。

次は系統関連です。最初の100年はずっと系統を保護していたので、2074年時点では生きているのが104、滅亡したのが4という状況でした。当初なるべく滅亡させないで増やしていこうと思っていたのですが、システムより先に私の根気が限界に達しました。(笑)

それからは系統保護はやめて普通に進めることに。ただこの時の種牡馬の総数は441だったので、普通にプレイする分には、同時に存在する系統もこれほどは必要ないでしょう。

滅亡含めて合計200に到達しても、前回あった「飽和してきている」というメッセージは表示されませんでした。そして2423年に何事もなくこれまでの上限だった250を超えました。

以降も滅亡や確立を繰り返し、結局、最後の最後まで子系統の確立がありました。(2999年の年末には、いつもの年末処理はありません)

年表

このプレイでは、最終的には滅亡分も含めて513になりました。生きているのは親系統が31、子系統が66でした。上限により確立が止まることがなかったらどうなるのかと思っていましたが、意外と残った数が多かったです。SP系統が14(すべて欧州型)に対し、ST系統が52と優勢です。前作あたりから、スタミナ因子を持っていたら確立時にST系統になるパターンができたからでしょうか。

系統

この表だと親系統になった系統が、子系統としては表示されない仕様なので、ちょっと分かりにくいです。例えば、上から5番目のアライドコモーション系は、子系統としてはすでに滅亡していて、ここに表示されているのは属する子系統の合計(この場合はサミングファンキー系のみ)の数値です。

新要素の世界系統は、上の表からも分かる通り、2999年時点では存在していません。そもそも世界系統になったのは、1993年のナスルーラ系、1996年のノーザンダンサー系、そして最後が2018年のミスタープロスペクター系の3つしかありませんでした。

世界系統

これらの系統は史実馬がいっぱい用意されているので頷ける結果です。一方で完全ランダムな架空期間に入ったら、1つの系統が(サイアーラインで見て)縦に大きく広がるというよりも、どんどん代を重ねて横に伸びていって、いずれ新たな親系統として独立してしまうというパターンになることが多いですね。世界系統にするのはプレイヤーの仕事でしょうか。

もう1つの新要素の固有特性ですが、2999年時点では少なくとも1頭、1歳馬に「オグリコール」持ちが存在していました。この時代の人は「オグリ」って言われて、何のことか分かるんでしょうか。

オグリコール

母馬もこの特性を持っていました。たまたまですが、この時期にこの馬名というのは、なかなか洒落ていますね。また種牡馬の方はというと、こちらも「オグリコール」持ちが1頭だけいました。

種牡馬

繁殖牝馬は分かりませんが、2200年には固有特性を持つ種牡馬は一旦いなくなっていました。その後、たまたま自牧場に「オグリコール」持ちの強い馬が生まれてきたこともあって、出たり消えたりを繰り返しながら、生き永らえてきました。

保護を考えているなら、元祖が牝馬であるものは、(種付け時のリストでの)参照のしやすさを考えると早めに種牡馬に移しておきたいですね。アーモンドアイを繁殖入りのタイミングで手放したら、数年後にはもう存在が消えていたなんてこともありました。

以上、『ウイニングポスト10』の世界の終わりを見てきましたが、今回は系統の上限に達することはありませんでした。数は確認できませんでしたが、もういちいち気にしないでもよくなったと言えるのではないでしょうか。固有特性は……見なかったことにしておきましょうか。(笑)

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