【ルナティックドーン オデッセイ】ふつうにプレイ(1)壮途
『ルナティックドーン』シリーズは初代がPC-98で1993年に発売されたRPGで、ストーリーに縛られることなく、一人の冒険者として自由に生きることがテーマです。今回はそんなシリーズの中から、1999年12月にプレイステーション用として発売された『ルナティックドーン オデッセイ』をゲームアーカイブス版でプレイします。
今回はゲーム紹介の意味合いを込めてふつうにプレイしますが、RPGのプレイ日記でわざわざ「ふつうに」と冠するところが『ルナティックドーン』ならではでしょうか。
プレステのゲームなので、スクリーンショットは解像度が320×240と小さいです。(以降必要に応じて画像を最大4枚繋げていますが、上段の左から右、下段の左から右という順番になっています)
主人公の性別は男にして、名前は初期値がヘリオスだったので、ちょっと変えてサリオスにしました。
さて、サリオスは5歳の時、実の父アスターによってジョゼフに預けられました。その後アスターは行方不明に。……それから15年、二十歳になったサリオスが旅立つ前の晩、育ての親ジョゼフと語り合います。
ジョゼフの問いかけに対し選択肢を選んでいく形でキャラクター・メイキングが行われ、主人公の能力タイプと顔が決まります。適当に選んでいったらこんな感じになりました。
戦士・盗賊・魔法使い・僧侶・学者という5つのタイプがありますが、知性が高いわりに精神の低い学者タイプでした。とはいえ成長し切ると能力値は同じになるので、判断基準は顔になってくると思います。今回は一発勝負でこのままでいきます。
これからサリオスの冒険の旅が始まりますが、まずはチュートリアルとしてジョゼフの依頼で、隣町のテボルクに住んでいる女性に靴を届けるという依頼をこなすことに。この依頼に限り、ベテラン冒険者のウィンダムが付いてきてくれます。シェノンは島なので船でテボルクへ向かいます。
序盤の舞台はこのフィール地方です。地図を購入することで、新たな地方へ移動することが可能になります。
いよいよ出発という時に幼馴染みの二人が見送りにやって来ました。
男の幼馴染みはディーン。彼もまた後で冒険者となります。女の方はエレン。このゲームでは結婚をすることができますが、彼女も嫁候補の一人です。
目的地のテボルクに着いたら、依頼品の靴を狙う「妨害者」が出現しました。そこまでして靴が欲しいのか。もしかして変態かよ……
戦闘画面はちょっと見栄えがしません。よくあるアクティブ・タイム・バトルっぽい感じで、敏捷が高いと早く行動の順番が回ってきます。隊列等で弱い仲間を守るというような要素もなくて、戦闘システムがもっと練ってあったらよかったのにと思います。
ほぼウィンダムのお陰で戦闘に勝利。その後、靴を届けました。そうしたら期限内に依頼を受けたシェノンの宿屋に戻って報告をします。これでようやく依頼が成功となり、報酬と経験値を獲得します。
依頼を一つ片づけたところでウィンダムがパーティーから離脱。改めてディーンとエレンともお別れをし、ここから本当に旅が始まります。
再びテボルクの地へ。ここで落とし物を探して大騒ぎをしていたプリニウスと出会い、シェノンでディーンとの別れ際に託された、彼の落とし物を渡してあげたお礼としてアルバムをもらいました。
これに旅先で見つけた貴重品や遭遇した魔物などが記録されていきます。このアルバムを埋めてゆくのも冒険の目的の一つとなるでしょう。今回は積極的には埋めませんけど。
NPCの冒険者たちもプレイヤー同様に、街から街へと移動しています。彼らに話しかけることはもちろん、持っているものを盗んだり、果ては襲い掛かることもできますが、悪いことをすると指名手配されてしまいます。今回は「ふつうにプレイ」ということで地道に依頼をこなしてゆくことにします。……はっきり言って、悪の道を進む方が面白いんですが。(笑)
プレイヤーは弱いので、まずは頼れる仲間を見つけなければなりません。かわいい子を集めてハーレム・パーティーでも組みたいところですが、そんな贅沢は言ってられません。
町を移動しつつ、酒場で冒険者の情報を見ていきます。しかし友好度が低いと仲間になってくれません。なお酒場にいる時のみ勧誘することができます。
ハーレム・パーティーを組みたいとか言っても、そもそもみんな顔が洋ゲーっぽいリアル風で、なんというか濃いです。ウイポのノエルちゃんみたいな子はいません。(笑)
顔グラに関してはまとめたページがあるので、興味のある方はそちらもご覧ください。
さて、かわいい女の子仲間を求めて放浪します。都市間の移動は、先ほど載せたマップで移動先を指定する方式で、徒歩か馬での移動が基本になります。徒歩はお金がかからないのに対し、馬は有料ですが半分くらいの日数で済みます。
マインフルトにて幸運にも強そうな人を仲間にすることができました。
もう男でもなんでもいいや。(笑)
彼とともに他の街への買い物や届け物など、あまり戦闘になりそうにない簡単な依頼をこなしていきます。
エグモントが強いとはいっても、戦闘になってサリオスが攻撃されたら即死する恐れがあるので、右の画像のように、いかにも争い事の起きそうな依頼はまだ引き受けないようにします。
途中で(これまで出会った人の中では)かわいい子を見つけました。濃い顔ばかりを見続けていた結果、「かわいい」の基準に自信がなくなってきていたので但書付きです。(笑)
お嫁さん……じゃなくて、仲間になってくれ!
コーサラちゃんとの友好度は70くらいでしたが、あえなくお断りされました。また次の機会に……
また酒場ではリハクという酔っ払いとも知り合いました。仲間にすることはできませんが、冒険の役に立つことわざのようなコトバを聞かせてくれます。これはアルバムには載りませんので、ありがたく胸に刻み込んでおきましょう。
エグモントとの旅は順調で、移動中に盗賊に遭っても返り討ちにして逆にアイテムを奪い、それを売ることでお金も貯まってきました。依頼の報酬よりも、そっちの収入の方がメインになっている気がします。
ダメージを与えていくと瀕死の相手が命乞いをしてきますが、合法的に所持品を奪えるチャンスなのでもちろん許しません。そもそもHP回復薬(強)なんて、命を懸けて盗ろうとするものじゃないだろ。(笑)
そうして貯めた20000Gで大陸の南西部に位置する新たなエリア・ノムンバ地方の地図を購入。そろそろ新天地へと思っていたら、街から街への移動中に――
唐突にエグモントが寿命で死亡しました。(笑)そういや仲間になった時点ですでに60歳を超えていましたね……
彼以外には仲間を増やせていなかったので、また一人になってしまいました。サリオスの旅は前途多難です。
『ルナティックドーン オデッセイ』 (C) 1999 ARTDINK
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