【ルナティックドーン オデッセイ】ふつうにプレイ(4)勇者[終]

ちょっと前までは仲間の陰に隠れるだけの存在でしたが、とうとう名実ともに最強の冒険者となったサリオス。王都サランドンをうろついていたところ、なんと国王ポープ八世からの使者が来ました。

そして直々に、廃墟サントル導きの橋に潜むという最強魔獣アンゴルモアの退治を依頼されることに。

国王ポープ八世

期限は設けないとのことですので、ぼちぼちアンゴルモア討伐の準備を整えていくことにします。まずは席が1つ空いているので、瞬間移動のスカイウォーカーの魔法を使って各地で新たな仲間を物色。野郎3人パーティーなので、女の子がいいなあ……

仲間候補

…………。友好度が低かったり、高かったら能力が致命的だったり、友好度と能力が高かったらすぐ寿命で死にそうだったりと、ちょうどいい人が見つかりません。

また歩き回っていたらなかなかの美人と遭遇も、残念ながら相手は盗賊でした。

美人?

倒して捕虜にするとかないですかね。変なコトはしないんで。(笑)

現状ではさっきの4人の中から若いエアを鍛えるのがベストかな、と思いつつも、仲間探しはひとまず保留で、ジーザススパルタクスの敏捷を最大まで上げました。

敏捷ベスト3

パーティー3人でこの世界のベスト3を独占。

そろそろ善人プレイも飽きてきたので、試しに導きの橋へ突撃してみて、これできつそうだったら新たな仲間を迎えて、仲間3人を万遍なく鍛えることにします。

ここに来てようやくダンジョンに初潜入することになりましたが、ダンジョン部分は斜め見下ろし型マップを歩き回るという、私たちがRPGと言われて真っ先に思い浮かべるようなシステムになっています。

導きの橋

絵的にはまんま前作の『ルナティックドーンⅢ』です。そこは刷新してほしかった。

何で今までダンジョンに入らなかったかというと、マップがなんか薄暗くて見づらく感じるうえ、PSP(いまだ現役!)だと斜め移動もしづらいので、私がこのダンジョン部分はあまり好きではないというのが、最大の理由です。(笑)

各地のダンジョンには性能のいい装備品が眠っているらしいので、序盤の弱い時期にダンジョンに突撃して、敵から逃げ回りながらお宝を漁るというのも、遊び方としてはありでしょうね。

流石に人間相手とは違って魔物は手強かったですが、幸いシンボルエンカウントですので、なるべく避けるようにして、宝箱も無視してひたすら上を目指していたら、10階まで到達。

そこはそれまで苦戦させられてきた魔物の姿も一切見られず、不気味なほどに静まり返っていましたが、探索を続けると錆びた剣を発見、それには勇者アスターの名が書かれていました。

アスターの剣

シチュエーションはまったく違いますが、なんか『ドラクエ3』のオルテガを思い出しました。あれはファミコン版のあの姿がかなり印象的だったんですよね。(笑)

話が脱線しましたが、フロアの中心部でついに父の仇でもあるアンゴルモアに遭遇。

アンゴルモア

これから死闘が始まる……と思いきや、四精霊の加護を受けたサリオスたちを前に、最強の魔獣と恐れられたアンゴルモアは、ただフレイムタンブラーを撃ち込まれるだけの存在にすぎませんでした。……経験値少なっ!

無傷で討伐に成功。場面は自動的に城に移動しました。

凱旋

なんと国王ポープ八世から譲位を提案されました。……王女様とか、いないんですかね?(笑)

これを断るとそのまま冒険を続けることができるみたいですが、引き受けて国王エンディングを迎えました。他には今回は自重していましたが、悪の道を極めたり、精霊に喧嘩を売ったりすることもできます。もちろんこれらの用意されたエンディングを迎えないで、死ぬまで冒険を続けることもできます。

国王エンディング

最後に吟遊詩人のクレアが歌ったのは、正義の道を進んだ勇者を讃える詩でした。

ところでこの先、エレンアフロディテはどうなるんですかね。性格的に正反対で相性よくなさそうだし、ちょっと心配です。(笑)

アクエルドの勇者

今回はプレイを中断する時だけセーブしていましたが、途中でセーブをしないでやると、死んだら終わりですので緊張感があって良かったです。……セーブ&ロードに時間がけっこうかかるから、面倒でしなかったというのもあるんですが。(笑)

また街から街への移動時にも、アイコンが地図上を動くのをただ見ているだけという時間があって、もっとスピーディーにしてほしかったです。そこら辺の「待ち時間」が不満点でしょうか。戦闘の前後に表示される一枚絵もわりと序盤から、これ、いらないんじゃないかと思ってましたし。あとは戦闘が演出・システムの両面でもっと練られていたら良かったのになと思いました。

このゲームは強くなってからよりも、序盤の弱いときの方が格段に楽しいですね。あと、例の濃い顔グラは慣れた……というか、最後の方には「これじゃなきゃ『オデッセイ』じゃない!」という気がしていました。(笑)

『ルナティックドーン オデッセイ』 (C) 1999 ARTDINK

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