【三國志Ⅱ】貂蝉イベント

『三國志Ⅱ』の貂蝉イベントです。『三国志演義』などでお馴染みの王允による「連環の計」は、董卓と呂布が貂蝉を巡って仲違いするように仕向け、呂布に董卓を殺させた、という話です。ただイベントではその二人は関係なくて、貂蝉が色仕掛けしてくるという内容です。

1回目

昔プレイしたことのあるPC-9801版のベタ移植と思われるSteam版(シブサワ・コウ アーカイブス)で久し振りに見てみましたが、発生条件は以下の通りで、一番最初に発売されたPC-8801版と同じでした。

  • シナリオ1「董卓洛陽を騒がし群星起つ(189年)」
  • 12国、17国、24国、33国を所有している
  • 12国に君主がいる
  • 10国を所有していない

シナリオ1限定というのは、王允は董卓殺害後にすぐ殺されてしまったため、シナリオ2開始時にはもう生きていないことになるからでしょうね。

10国は自分で所有していなければいいので、空白地になっていてもいいです。また、君主は誰でもよくて、なんなら女性の新君主でもイベントは起きます。(笑)

これらの条件を満たすと、王允が貂蝉を連れてきます。王允はまだ名前だけでの登場です。武将として登場するのは次作の『三國志Ⅲ』からでした。

王允

一度このメッセージが表示されてしまえば、以降は条件を満たさなくなっていてもOKです。「18.特別」のコマンドの中に「4.貂蝉」が追加され、これを実行すると貂蝉と会うことができます。

君主が行動可能でないと「貂蝉」コマンドは実行できません。また実行すると、その時点でプレイヤーのターンは終了してしまいます。すなわちイベントを見た月には属領は一切行動できなくなるので注意が必要です。

イベントは全部で6回と長期にわたりますが、期間が空いても大丈夫です。

2~5回目

色付きのハートマークを使う気合いの入れよう。相手が女性であろうと、逢瀬を重ねる=コマンドを実行するたびに貂蝉が脱いでいきます。レーティングが「CERO B」になっているのは、どう考えてもこのイベントによるものですね。

散々焦らした挙句、ついに――

6回目

貂蝉が自害してしまいました。直後、皆に呆れられて、上げるのが大変な君主の「信用度」が30も下がり、配下の武将たちの「忠誠度」も20~30くらい下がってしまいます。

最後さえ見なければ最悪の事態は避けられますが、イベントを見ている間は属領のコマンドが実行できなくなるデメリットが大きすぎるので、見るなら別のセーブデータで見た方がよさそうです。

「コーエー定番シリーズ」でWindowsに移植された際には絵柄が変わって、5番目のイベントの絵がさらに過激になったらしいです。普通は自主規制でマイルドになりそうなものなのに、急にどうしたんでしょうね。「某ウナギ」とかを作っていた頃でも思い出したんでしょうか。(笑)

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三國志Ⅱ
タイトル別まとめ

三國志Ⅱ

このブログ内にあるの『三國志Ⅱ』(Steam版=PC-9801版)の記事をまとめたページです。「貂蝉」や「祝勝会」イベントなどの記事があります。

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