【三國志Ⅱ】祝勝会イベント

裏技のひとつの「祝勝会」です。実は存在を知ったのはつい最近のことで、その情報はPC-8801版のものでしたが、Steam版（PC-9801版）でも試してみたら見ることができました。

「史実モード」でやった場合は何度やってもイベントが見れなかったので、いちおう1つ目の条件として「仮想モード」というのも入れておきました。

「戦利品」は敵国を攻め落とした際にランダムで見つかることがあります。

君主の魅力＆信用度が100になる「玉璽」に怪我や病気が1か月で治る「華陀の医学書」といった特殊なものや、退却や移動時に捕まらなくなる「名馬」、各能力が上がる「書物」や「宝剣」「美女」があります。コンシューマー版では流石に「美女」はマズいと思ったのか、別のものに変えられたみたいですね。

美女だけでいいかと思っていましたが、どうせ全部出さなくてはならないので全部の画像を集めてみました。16種類あります。

数が多くて全部集めるのは大変ですが、10国を攻め落とした場合には（未発見のものがあれば）必ず見つかります。なので占領後に自分から国を手放してしまえばいいです。

10国とそこに隣接している一国（例えば5国）の周囲がすべて自国か第三国で埋まっている状況にして、5国から10国に全員で攻め込み、敵を入れ替えるように5国に退却させ、さらに10国から5国に全員で攻め込んでまた国を交換……というのを繰り返すと、敵の移動を待たなくていいので効率が良くなります。

戦利品をすべて獲ったら、いよいよ他所の君主を殺しに行きます。攻め込む際には君主と軍師を必ず出陣させます。

ターゲットの君主は誰でもいいですが、戦後に後継者が立つと駄目です。必ず滅亡させなければなりません。

戦場で突撃して殺しても、捕虜にしてから斬ってもいいので、勝利して君主を殺したら「祝勝会を行いますか？」というメッセージが出てきます。なお出ないことも時々ありましたが、理由はよく分かりませんでした。

絵と文章のミスマッチ感がすごいありますが［Y］を選びます。すると、さらに軍師が「若い娘などおりませぬ　おやめ下さい．．．」や「たまには息抜きも必要ですな．．．」などと言ってきます。

絶対に押すなよ！みたいに、どう見てもやれと言っているようにしか思えません。（笑）

もう一度問いに対して［Y］を選ぶと、美しい娘（姫）が見つかります。ちなみにここで［N］にすると軍師は「ちょっと惜しい気もしましたな．．」なんてことを言います。

すでに娘が他家に嫁に行っている場合には「娘はすでに嫁いでいました」と表示されてそこでイベントは終わりになりました。自分のところに嫁に来ていた場合は「娘はいませんでした」と細かいですが文章は変わっていました。

見つかった娘はその国にいる武将（出陣していたり、戦後に登用した武将）に与えることになり、娘を与えた武将は忠誠度が一気に100になります。忠誠度が100の武将に与えると武将のセリフはなしで「～の忠誠度は変わりませんでした」と表示されます。

それにしてもセリフが軽すぎる。（笑）

いちおう「一生大切にします　ありがとうございます」という、普通のセリフの場合もありました。女性の新武将であっても特別なセリフはなしです。

以上で終わりですが、このイベントは条件を満たせば何度でも起こすことができます。

そこで娘の顔グラを全員分集めてみましたが、婚姻で嫁にもらった時に表示されるものと同じで、どうやら君主の番号（外交コマンドの一覧で分かるもの）と対応しているみたいです。

そもそも婚姻コマンド自体、実用性がないので、後ろの方の顔はお目にかかる機会も少ないかもしれないですね。最後の娘は番号に関係なく新君主の娘に優先して選ばれるようです。

ちなみに君主はプレイヤーを含めて最大16人まで同時に存在できました。君主が16人いる時には太守を独立させる計略の「駆虎呑狼」が絶対に成功しませんでした。

この「祝勝会」イベントは、「貂蝉」イベント以上にセリフの端々からおふざけ感が滲み出ていましたが、元ネタは何なんでしょうね。

正史・演義ともに関係はなさそうですし、やっぱり「オルド」なんて単語が出てくることもあるので、『蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン』のセルフ・パロディでしょうか。

無名ゲーマーの日記