【Winning Post 8 2017】2025年
My牝系初の3冠牝馬であるセキセイプリンセスの初仔(父セキセイテイオー)が生まれる折に春雷イベントが発生。
イベント発生条件に国内牧場以外に勝ち鞍が牝馬3冠(牝馬GⅠ完全制覇)の繁殖牝馬がいないことが含まれているので、同条件を満たしている一つ上の世代のセキセイリリックを敢えて海外に移動させていました。やはりイベントを起こすのならば、My牝系の馬で行きたかったですし。
そして6月にはどこかで聞いたようなエピソードが日高さんの口から語られました。
今年はオヒアレフアの仔のセキセイスポット(父シーザスターズ)がアジア・マイル・チャレンジを3勝。最後の安田記念で同馬の完全制覇を阻止したのは、去年に続きカマッテチャンの全弟のセキセイナインでした。すっかり困ったちゃんになっています。(笑)
カマッテチャンはペガサスワールドカップやドバイワールドカップを4連覇などで、いまだ無敗を継続。秋にはBCクラシックを勝って、ついに総賞金がカンストしました。
セキセイナインは安田千六の応援を背に受け、マイルCSで芝短距離GⅠ完全制覇に臨みました。
達成しても勝ち鞍は「春秋マイル制覇」「春秋スプリント制覇」の合わせ技で、「芝短距離GⅠ完全制覇」とはなりませんでした。距離上限が伸びたので、来年はこの馬でアジア・マイル・チャレンジへ挑戦してもいいかもしれません。
今年は世界頂上決戦の年でした。
初戦のケンタッキーダービーは、去年BCジュヴェナイルを勝利した米国のセキセイロッキー(ノンコノユメ×メイビー)が優勝。ノンコノユメの産駒がケンタッキーダービーを勝つとは……夢は叶いましたか?
現実にはせん馬になったノンコノユメですが、現役時にはクラブの馬だったので難?を逃れました。
その後はプリンスオブウェールズS~サセックスSとローテーションにも恵まれ、欧州のセキセイシーが連勝し、順調なスタートを切ったかに見えましたが、2歳戦が牝馬限定のモイグレアスタッドSで、唯一の2歳で芝適性の牝馬だった米国のセキセイピース(セキセイオール×セキセイミラー)のデビューが1週だけ間に合わなかったために遠征できず、またライバルたちも出場なしという結果に。
セキセイピースはその後BCJフィリーズターフを勝っただけに、間に合っていたら勝機もあったと思うのですが、残念な結果になってしまいました。
結局今回は5勝を挙げ優勝しましたが、完全優勝はまたもやお預けに。
有馬記念はサマーマイルを優勝した晩成馬のセキセイノーブル(ノーブルブロンド×スノーフェアリー)が優勝し秘書チャレンジの「サマーマイル優勝馬による同一年有馬記念制覇」を達成。
同馬の距離適性は上昇分を含めて1600m~2500mとぴったり。もっとも、秘書チャレンジがなければ、こんなローテにはしなかったんですが。
My牝系のアオチューチャン系はというと、7歳のセキセイアズサは世界頂上決戦のアイルランドセントレジャーなどGⅠ2勝。4歳の牡馬のセキセイアイズは春先だけでしたが大阪杯などを勝利。この2頭は今年で引退。
4歳牝馬のセキセイエリザベスは年初に万葉Sを勝つも、その後は未勝利で1600万下に降格。
3歳牡馬のセキセイエイジ(シーザスターズ×アオチューチャン)は晩成ですが、4戦全勝でOP入り。
2歳牡馬のセキセイウインド(ハイランドリール×セキセイインパクト)は4戦2勝でOP入り。
現役馬にはGⅠ馬どころか重賞馬がいなくなってしまいました。
今年の成績は171勝(GⅠ56、重賞138)の130億1260万円で1位。牧場は122勝(GⅠ27、重賞70)の75億3964万円で1位。
カマッテチャンが日米の年度代表馬に選ばれました。
殿堂馬はステイヤーのセキセイアズサと欧州で主役を張ったセキセイデイ。
今年でダマスカス系が滅亡してしまいました。
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