【Winning Post 9 2020】エマ・トラドと結婚する

今回の攻略対象=結婚相手は金髪お姉さん枠のエマ・トラドです。はい、前の二人に続いて分かりやすい人選ですね。いちおうコーエーも認めた人気キャラクターでもあるということで……

エマ・トラド

エマと知り合うためには、ヨーロッパのGⅠを7歳以上の馬で勝利する必要があります。なお欧州カテゴリに一緒くたにされているドバイ、オーストラリア、香港のレースは駄目でした。

高齢馬がヨーロッパのGⅠを勝利した翌週に彼女がプレイヤーの牧場に姿を現しますが、ノエルの抱いた第一印象はというと――

ノエル評

上がる土俵がまだ違うというのは悟ったようです。(笑)

さて、友好度を上げる条件も出会いのそれと同じですが、普通に攻略しようと思ったら、強いヨーロッパ向きの血統で成長型が晩成か覚醒の馬がいればいいので、一見そんなに特殊な条件ではないような気がします。

ただ今作は40歳を過ぎると結婚相手に選べなくなる仕様になっています。前作では60歳でも結婚・出産が普通に行われていましたのでさすがにおかしいと思ったのか、手を入れてきました。

エマの場合は求婚できるのは2007年までとなっていて、それを過ぎると代替わりする(名前が変わる)35年後まで待たねばなりません。

代替わりまで35年

……35年は長い。タイムリミットがあるということで、俄然焦りを感じてきました。ゲームを開始してから所有馬が年を取る数年は挑戦すらできませんし。そこで例によって手っ取り早く開始直後に手に入れることができる史実馬を利用することにします。

今回白羽の矢を立てたのはお馴染みのナリタブライアン(ブライアンズタイム×パシフィカス)です。現実では5歳引退で、しかも2年後の1998年に惜しまれつつこの世を去ってしまっています。史実産駒はいないので現役引退を先延ばししても問題はありません。

ナリタブライアン

成長型は、画面下のエディット部では「早め」となっていますが、実際はその上で表示されている通り「早め(鍋底)」です。

これは5歳までに競争寿命が尽きて成長度がある値まで下がったら、その翌月頭に一度だけ競争寿命が回復、下がった成長度も再び上がり始めるというもので、年末に衰えていても調教師が「このまま終わるとはどうしても思えない」というコメントをします。

鍋底

一度復活したら1~2年はまた第一線で戦えるようになりますが、この期間を7~8歳に充てる作戦です。

ナリタブライアンの使い方としては、まずは一度衰えるまでは普通に走らせます。3歳時に絆コマンドの「ダービー馬の威光」や「3冠馬の威光」を手に入れたら使わないで取っておいてください。後で使うことになります。

3冠馬の威光

ついでに調教方針は劣っている賢さや健康を上げるようにしておきましょう。それから今作は海外遠征初戦は苦戦することが多いので、一度はやっておく方がいいです。

そして5歳。まずは再成長を促す意味で少し使っておいてもいいですが、その後は7歳になるまでずっと放牧(厳密には毎月末に放牧されている状態)します。それまでに必ず牧場の温泉施設を1つ最大にしておきます。

温泉施設

すると、競走馬は普通は月末に競争寿命が少し低下するところ、放牧中の馬に限り減らなくなります。2つ作ると寿命が復活することがあるという説明になっていますが、今回は2つにはしませんでした。エマにもらえる絆コマンド「カムバックエール」で充分と思われます。

そして7歳を迎えたらいよいよ欧州挑戦です。変わっていなければナリタブライアンの芝適性は広いので、競馬場を選びつつも年に7戦はできます。

7歳時ローテ

一年走り詰めになるので、1週放牧で帰国した時は絆コマンドでケアしてあげましょう。

さすがに2年近く放牧していたため闘志はかなり下がってガスコンロのような青い火になっていますので、まずは3月に国内で一回叩いておくことにしました。この時に闘志を上げることのできる絆コマンド、「GⅠ馬の威光」「ダービー馬の威光」「3冠馬の威光」などを集中して使います。

3冠馬の威光

あとはレースでの健闘を祈るのみ。

そして晴れてレースを一つ勝ったらようやくエマが登場、この時に「カムバックエール」をくれますが、もちろんナリタブライアンに使います。数戦分は回復するので、挑戦の過程で貰ったものは惜しげもなくつぎ込みましょう。

カムバックエール

この最初の出会いで友好度は5になりますので、攻略までにあと10勝する必要があります。アリスの時と同様に複数の馬でチャレンジする場合には、同週のレースを複数勝っても翌週に上がるのは10だけです。

2勝目、友好度が10になった際にはエマの口から馬主である父シモン・トラドについて語られます。

シモン・トラドについて

スランプに陥ってなんか難しいことを言っていたようですが、馬主をやめてしまったようです。

その後も高齢馬で欧州GⅠを勝っていくと、その走りを見たエマは父を復帰させようと行動を起こし始めたことを教えてくれます。

エマ

途中の細かい会話は絆コマンドの再獲得演出を短縮にしていると飛ばされました。友好度自体はちゃんと上がっていますが。

そして通算11勝目。エマの熱意に押され、ついにシモンも復帰する気になったようです。

エマクリア

『2022』あたりでお義父さんシモンが世界頂上決戦を引っ提げて電撃復帰……はしないでいいですから。(笑)

ここで、たった一頭で2年間頑張ったナリタブライアンの成績を。なお難易度はノーマルです。

ナリタブライアン

何故かガネー賞で2年とも負けましたが、欧州ではノルマ11勝のところを14戦12勝。難易度を上げるのならば、相手を見てレースはその都度調整した方がいいでしょうか。

あとはもう一頭、少なくとも1年走らせる馬を用意しておけば、ずいぶんと楽になると思います。同期で成長遅めのサクラローレル(レインボウクウェスト×ローラローラ)あたりもおすすめです。ただし7歳まで走らせるとローマンエンパイア(サクラローレル×ローマステーション)をロストしてしまいます。

エマは余裕すら感じさせる年上のお姉さんっぽいですが、2000年に彼女と結婚したら32歳だったということは開始時は23歳ですね。能力は勉強A・運動C・牧場Aです。

エマ・トラドと結婚

ということで姫神ノエル、アリス・リードに続く金髪嫁シリーズがこれで完結しました。青葉エリカは……エマを攻略していればその過程でクリアになるからいいかな。(笑)

最後に簡単に感想などを。

競馬シミュレーションで結婚、結婚と言っていると、ぱっと見はなんだかアレですけど、いわば短期の目標クリア型のプレイなんですね。私は今までは長期間に亘るプレイを好んでいましたが、こういう遊び方もあるんだなと新たな発見があった感じです。

プレイの性質上、この馬でこのレースを絶対に勝つ!というような局面が多かったこともあり、今まであまり意識して使ってこなかった新要素の「絆コマンド」の理解が遅ればせながら深まったのと同時に、このようなプレイスタイル向けのものなのかなと思いました。コーエーが私の好きなそれとは違う方を向いている気もして、ちょっと複雑な気にもなりましたけど。

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