【Winning Post 6 PK】世界の終わり(9999年)
もうずいぶんと昔の作品ですが、すっかり恒例になった感のある「世界の終わり」イベントです。手元にあるWindows版の『Winning Post 6』も動かせるうちに、とりあえず見ておかなければいけないような気がしていました。(笑)
薄々は勘付いていましたが、何事もなく2999年が終わって3000年に突入。やはりそうか……とちょっとげんなりしつつも、さらに進めてようやく9999年の12月4週になりました。
オート進行で1年進めるのに30秒もかからず、『Winning Post 9』に比べると結構速いんですが、さすがに年数が年数なのでかなり時間がかかりました。そして年末の表彰式が終わったタイミングでBGMが消えて、振り袖姿の秘書が登場。
秘書は最新の『9』シリーズでも健在の面影は残っていない天本恭子ですが、台詞はもうちょっとあるので、続きは岸谷みゆきバージョンで。なお年末の表彰式に出席すると背景はそっちのものになります。
台詞は『Winning Post 8』の時と同じでした。『Winning Post 7』は見たことないですが、ずっと使い回していたんですね。『9』になってテキスト量が増えましたが、どういう心境の変化でしょうか。(笑)
画像2枚で事足りてしまいますのであまり意味はないと思いますが、とりあえず動画バージョンも載せておきます。
さすがにかけた時間の割りにこれだけで終わるのも寂しいので、9999年の世界を見てみます。
この頃はまだシステムとして親系統の昇格はなくて初期の15から減るのみでしたので、普通にプレイしていても親系統の保護が重要でしたが、特に保護はしていなかったので、今回は6つしか残りませんでした。各親系統の下に、それぞれ1つずつ繁栄している子系統があります。
初期系統はニアークティック系だけが残っていました。他の子系統はというと、馬名からして海外所属だった馬が多そうですね。
最後に子系統が確立したのは、2837年のキャプテンズディール系が最後でした。これは初期のもの(開始時に滅亡しているもの含む)から数えて150番目でした。以降はどんなに支配率が上がっても新たに確立する子系統はありませんでしたので、子系統の最大数は滅亡したものも含めて150だと思います。
その後は結構なペースで減っていったので、そのまま一気に零細は淘汰されていくのかと思いきや、3000年を過ぎ系統数が30を割ってくるあたりで、1勝馬や未勝利馬が多数種牡馬入りすることが多くなって落ち着いてきました。
一番最後に系統が滅亡したのが6590年で、その一つ前は5184年でした。子系統の数と種牡馬の総数のバランスがとれるようになったんでしょうね。
エリア別の血統支配率や特性の表を作成しました。日本では全ての血統が存在していましたが、海外は流行と零細がはっきりと分かれています。海外から日本へはセリで馬が入ってきますが、基本的にその逆はプレイヤーがやらなければいけないので、頷ける結果だと思います。
特性を見ると残ったのはすべてSP系統です。今作ではもう一つ、系統影響力というパラメータもありますが、これは「強」が14で「弱」が10でした。この特性は配合理論にも関係しますが、もう細かいことは覚えていません。(笑)
種付けはどうなっていたかというと、「とてつもない爆発力」の評価は出せていました。その際の配合理論はニックス、血脈活性化配合(6本まで)、メール(ボトム)ライン覚醒配合、SP昇華配合がメインとなります。メール(ボトム)ライン覚醒配合というのは、メール(ボトム)ライン活性配合の流行/零細を系統特性の系統影響力に置き換えたものという認識でいいです。
爆発力重視で行くと、必然的に似通った血統構成ばかりになりそうです。ちなみにこの牧場長は牧野双葉です。
血統表には種牡馬因子を持つ種牡馬は1頭も存在していませんが、今作の母父○の成立条件の一つは種牡馬因子ではなくて、系統特性がST系、もしくは零細血統でSP系ではない場合となっています。ただこのデータではすべてSP系統だったので、残念ながら母父○は成立することはありませんでした。
次に日本レコードを見てみます。いまだに破られていない初期の記録がありますが、短距離戦で多いですね。
馬主の成績はというと、さすがに8000年近く進めたので各馬主の勝利数はカンストして99999勝になっています。弱小馬主の代表のような(失礼!)佐伯玲子もGⅠを77勝していました。
ただ一人だけ取り残されている人がいました。結城江奈だけ4452勝止まりで、長らく所有馬がいない状態が続いていました。名声値も100以下まで低下しています。
どういうことかというと、結城江奈は芦毛しか所有しませんが、その芦毛が絶滅していました。3000年に気づいたんですが、勝利数からしてもっと早い時期にそうなっていたようです。
今回同様に世界の終わりまで進めた『Winning Post 8 2017』や『Winning Post 9』無印の時にも芦毛は絶滅していました。どのナンバリングかを問わず、もし何百年も同じ箱庭を続けるつもりの人がいましたら、系統だけでなく芦毛も保護してあげてください。
さて、久々に『6』シリーズに触れたわけですが、レース数や馬の数といったデータ面では物足りなさもあるものの、基本的にやることもそんなに変わりませんし、この頃から箱庭としての基本型はできあがっていましたね。それにしても、もう17年前のゲームなんですね。そりゃあ椎野はるかも子持ちになるわ。
(C) 2002-2003 KOEI Co.,Ltd. All rights reserved.
コメント