【WP9 2020】帝王・女王の系譜(2012年)
ついにスエヒロジョウオーが主流牝系として認められました。流星馬で2歳牡馬スエヒロビズが12月の朝日杯FSを勝ち、スエヒロエイト~スエヒロロックに続いて重賞(GⅠ)馬となったことが影響したでしょうか。
始祖のスエヒロジョウオーから数えれば4代連続ですが、条件は正直よく分かりません。(笑)
優秀な馬が多かったですが、それでも思ったよりも時間がかかりました。ただメイン2頭の競走馬デビューと入れ替わるような形になったので、タイミング的にはちょうどよかったのかも。
キネオスイトピーの父であるアドマイヤムーン産駒のムーンプレスが皐月賞でスピルバーグ(ディープインパクト×プリンセスオリビア)に勝利して「GⅠライバル対決100勝」の7大栄誉をクリア。
ライバル関係成立の演出をカットしているので、ライバル対決についてはほとんど気にしてきませんでした。
スエヒロドーロは今年もアジア・マイル・チャレンジに挑戦。去年は3勝でしたが、ついに完全制覇を達成。初めてです。
また欧州では去年から遠征していたスエヒロローマンが欧州牝馬マイル3冠を達成。
幼駒たちもスエヒロセブン11(父ノースライト)が同世代のリーダーイベント、ダブルレインボーイベント。またスエヒログリーン11(父フィガロ)が柵越えと、スエヒロ軍団は依然好調。
6歳になったレッドカドーはヨーロッパのGⅠを3勝しました。来年はご無沙汰だったエマの友好度上げに挑戦します。
キネオスイトピーは11月にデビュー。新馬戦は1番人気に応えて完勝。
焦らずに今年はこの1戦のみ。もう一頭のクワイトファインは年明けのデビューが決まりました。ともに来年から本格的に調教を開始します。
8歳になったスエヒロダンジグは芝適性の不向きもあり欧州では勝てませんでしたが、秋古馬3冠で年度代表馬になり、有終の美を飾りました。
今年の成績は馬主が100勝(GⅠ40、重賞80)75億6018万円。牧場が130勝(GⅠ39、重賞80)79億3159万円。2年連続でW受賞を果たしました。
親系統となったフォーティナイナーが種牡馬を引退。SP系統の一つナスルーラ系が滅亡しました。
殿堂馬はヒメカミモーターが「不動の軸馬」。スエヒロダンジグが「アイアンホース」。
称号なしがクロフネ産駒のヒメカミビッド。種付け料1250万円で種牡馬入りしました。
「その他」区分の馬たちも。米国に遠征して活躍したヒメカミアトール。地方3勝はダメかと思いましたがノエルグロリー。
主流牝系となったスエヒロジョウオーはちょうど今年で引退。産駒の重賞は75勝、GⅠは31勝。早い段階で早熟の牝馬が何頭も出たのが良かったです。
これにてスエヒロ軍団は解散、というか冠名を付けるのは終わりにします。手動だったから結構面倒くさかったです。(笑)
こうして見ると3冠馬が多かったですね。まさに女王の系譜でしょうか。
アドマイヤムーンとクロフネの子系統確立、オーロラテルコの牝系は続けていきますが、その他の馬はもうこの牝系に絞ってもいいかもしれません。名牝系は大変なので、ついでということで、特性を意識していきます。
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