【プリンセスメーカー】プリティードーター(17~18歳)[終]

ついに最後の一年を迎えることとなりました。ミス王国に出場する予定の収穫祭までは半年なので、あまり時間を無駄にはできません。

17歳

と言いつつも、すっかり忘れていて、いきなり誕生日をまたいだ武者修行を組んでしまいました。

能力

礼法の稽古に通い続けた結果、気品は目標の600超え。ということで、前回適当にあしらわれてしまった国王に再び会いに行きました。

国王

気品はもうこれくらいでいいでしょうか。一方で色気がまだ足りていません。武者修行の宝箱の「ドレス」と酒屋の仕事で少しずつ上げてきましたが、なりふり構わずに一気に稼ぐことにしました。

禁断の「あやしい酒場」……オブラートに包んだ言い方をするのであれば、接待を伴い酒類を提供する飲食店、みたいな感じになるでしょうか。

あやしい酒場

一日につき色気がなんと+5。その一方で、根性-1、モラル-3、そして評価も-3となります。「あやしい宿屋」の方も能力の増減の傾向としてはこんな感じなのでしょうか。あっちは評価がどうこうという問題ではなくて、もう一発アウトな気もしますが。

根性は今まで上げてきた分がありますので痛くも痒くもありませんが、評価がなかなかに堪えます。3か月あやしい酒場で働いて色気を磨きつつ、合間に武者修行で評価を、「ぬいぐるみ」でモラルをカバーしました。

能力

荒療治を経て色気が気品を超えていました。これで初めてのミス王国にいざ出陣。

ミス王国

強敵のリベ・ローは今年もエントリーしていました。しかしノエルは気品を競う「太陽の神賞」、スタイルの良さを競う「月の神賞」、色気を競う「星の神賞」の3つすべてで本命に推されていました。

投票の前には(お金があれば)投票者を買収することもできます。(笑)

買収

「あやしい酒場」で稼がせたお金もしこたまありますが、娘の晴れ舞台をわざわざ汚す必要もないでしょう。もちろんズルい手はなしで。

結果発表

なんと全部門完全制覇を達成しました。この8年で初の快挙です。名前が切れてるのが残念ですね。

これでもうやることもなくなったような気がしますが、残りの期間は武者修行とモラル上げに費やしました。そしてノエルは18歳となり、最後の月も終わりました。

能力

最終的な能力はこのような感じになりました。ミス王国用の能力は上げやすいんですね。あとはよく分からなかったプロポーションはぴったり100%になっています。これまではどうしても太り気味になってしまうイメージがあって、そういう価値観の世界なんだと思っていました。

そしてエンディングへ――

ノエルが成人して間もなく、すっかり忘れられていた魔王がまたしても王国へ侵攻してきました。再びの王国の危機に、もう力の衰えたペンフロに代わり、ノエルは自ら進んで剣を取り、かつて武闘会で腕を競った仲間たちとともに魔王の元へ乗り込みました。

エンディング

そして死闘の果てに、ついに魔王を仕留めました。魔王も娘を育てておけばよかったのに。(笑)

戦いの後、父に続き娘にも国を救われた国王は、ノエルに王位を譲ることを決断したのでした。

女王

ということで、目標としていたプリンセスを飛び越えて、クイーン(女王)になりました。昔にやった時は貴族の妻EDみたいなのしか迎えたことがなかったんですが、今回は上手く行きました。女王EDは調べたら評価が1200以上必要とのことでしたので、けっこう余裕がありました。

女王EDを狙うのであればすなわち武者修行と進め方の幅は狭まってきそうですが、エンディングの内容にも合っていますね。そもそも最上のエンディングを狙うだけでなく、いろんなエンディングを目指すのが『プリンセスメーカー』の醍醐味ですしね。

そしてこのプレイ日記も最終回ということで、『ウイニングポスト8』『維新の嵐』の時みたいにお約束?の温泉・風呂、もとい「冬のバカンス」へ行っていましたが、ここにきて自主規制発動。ウインドウが一つじゃ足りなかった。(笑)

温泉

リファイン版では例の有名な裏技はなくなりましたが、バカンスの画像はオリジナルのままです(※注)。このご時世、海外でも売るのによくそのままにしたなと思います。

もっともSteam版に関しては(最初にも書いたように)移植としてはかなり残念な出来です。エンディングで止まった時はどうしようかと思いました。それ以外にも多々止まりましたが、音声を消していると起きやすかった印象です。

最後にゲーム自体の感想などを。

これを「育成ゲーム」の元祖と呼んでいいのかどうかは分かりませんが、数々の要素――30もある(らしい)エンディング、仕事によってパラメータが上がる一方で下がるものもあるということ、マメに変化するグラフィックを伴って「娘」が単なるパラメータ=数値の集まりではなくなっていることなどによって、「育成ゲーム」というジャンルを確固なものにした一本であることは間違いないと思います。

初代ゆえのシンプルさは長所であったと同時に短所にもなりました。娘に積極的に関わってくるようなキャラクターがいなかった、特殊なイベントがなかったなど、ひたすらスケジュールを消化していくだけだったので単調に感じられることもありました。

今回行くことの多かったRPGパートも、『不思議のダンジョン』ほどとは言いませんが毎回変化が欲しかったですし、戦闘も物足りなかったです。まあ、そこに拘りすぎてもコンセプトから外れてしまいそうですけどね。

あとは娘のキャラ・メイクがあればなと思いました。金髪ツインテールにしたかったです。(笑)

PC-9801版が発売されてから5月24日で30周年とのことでしたが、外伝的なものを除くと現在『5』まで出ているそうなので、これがどのように進化していったのか、ちょっと気になりました。

※注:2022年7月29日のアップデートで、タオルで体を覆うように画像が修正されました。この他にも12~13歳と14~15歳の夏のバカンスの画像でも水着が書き足されています。また幾つかのエンディングでも、修正された画像があるようです。

(C) Yonago Gainax / (C) CFK

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