【だんじょん商店会】プレイ日記(10)ほうき
魔女の占いで「ほうき」のカードを引いたサララ。ちょうどその時、窓の外に金色の飛行物体を見ましたが、ひとまずそれは置いておいて、その日は休むことに。すっかり昼夜逆転の生活が染みついていますが、サララは夢を見ました。
それはかつてサララが旅立った日のこと。飛べない魔女であるサララですが、そんな彼女に母親が代々受け継がれてきた魔女のほうきを持たせたのでした。
サララが目を覚ますと、ちょうどチョコがその魔女のほうきを引っ張り出してきました。チョコも「ほうき」のカードから、存在を思い出したようです。
そして商店会本部から届いたばかりの手紙を確認すると、金色の染料ととりもちの価格を倍にするという内容でした。事情通のガメッツの元に話を聞きに行くことに。
城のオーロラ姫が飼っていた金色の小鳥が逃げ出したので、それを捕まえたら褒美がもらえるというお触れが出たそうです。しかし考えることはみんな一緒。適当な鳥を捕まえて金色に染めて、それをお城に持っていく輩が後を絶たず、金色の染料ととりもちが品薄になっているのが現在の状況です。
色んな人に「金色の小鳥」について話を聞いてみました。
まあ、エンペルは今回の騒動とは関係ないでしょう。役に立たない会話も混ざっていますが、どうやらただ小鳥が逃げたというだけの話でもなさそうです。
他には、ウィルは金色の染料を作るという注文が殺到しててんてこ舞。ガメッツから、その金色の染料の原料である金色のキノコを採ってきてくれという依頼を受けました。金色のキノコは有害だって聞いていましたが……
話にあった「金月の間」で金色のキノコを見つけましたが、同じ部屋に落ちていた別の金色の物体も一緒に持っていくことに。
余計なお世話だ。(笑)
すると別の誰かがやってきました。
来たのはナユタの弟のハルカちゃん。……弟!? ハルカきゅん!
ハルカは飛んでいた金色のものを追ってここまで来たそうです。ひとまずハルカとは別れて、ガメッツに金色のキノコを渡しに行き、同じ場所で拾った金色の羽根を見せました。
やはり彼も例の小鳥の羽根だと考えたようです。鳥を見つけた時のために鳥カゴをもらいました。小鳥がダンジョンにいるらしいという話はすぐに町全体に広まり、皆が小鳥を探しにダンジョンへと向かいました。
情報を集めると、騎士団が「朝雲の間」に、(元)盗賊ギルドの面々が「祭壇の間」にいるようです。またルビィたちも「横丁の間」にいると、サララ宛てに置手紙がありました。
ますは一番下の階にいるライアット達に会いに行くと、「熱風の間」でサララの知り合いに会ったと教えてくれました。知り合いというとハルカでしょうか。ちょっと遠いですが、そこへ向かいました。
ハルカは一人前と認められるために鳥笛というものを作らなければなりませんが、ダンジョンの頂上にあったその材料の「ソラノキ」がもうなくなってしまったので、代わりになるものを探していました。そこで魔女のほうきを見せると、これは材料としては理想的だそうです。
ハルカは笛を作りに「炎壁の間」へとすっ飛んでいきました。……ここで作るんじゃだめなんですか?
チョコは減らず口を叩いていましたが、ハルカの様子を見に行くと鳥笛は完成、サララの分も作ってくれたそうです。
また魔女のほうきも、笛の材料として使った分を新たに補修して返してくれました。
チョコもまだまだですね。(笑)
次はルビィたちに会いに「横丁の間」へ。
彼女たちも金色の小鳥を探しているようですが、小鳥自体が狙いという訳でもないようです。
さらに元盗賊ギルドの一味に会いに16階の「祭壇の間」へ行きましたが、部屋はもぬけの殻。彼らは1つ上の階の「蓮華の間」にいました。噂の内容が実際とは微妙に違っているのはいつものことですが、場所が違っていたのは初めてです。バグ……盗賊の処世術ということにしておきましょうか。
巻き返しを企んでいるゲヒンゴには金色の小鳥を見つけたら持ってこいと言われました。もちろんそういう訳には行きません。
どこからどう見ても怪しいんですけど。(笑)
幸い彼の元に金色の小鳥を「持ってくる」か「持ってこない」の選択肢は何度でも選べたので、「持ってくる」を選ぶと金色の小鳥は「奈落の間」にいると教えてくれました。
さて、どちらへ行くべきでしょうか。まずは1階分だけ近い「奈落の間」で鳥笛を使うと、金色の小鳥がおびき出されました。
これを捕まえて鳥カゴへいれて、オーロラ姫の元へ。なるほど、この人がライアットのねぇ……
だいたい想像は付きましたが、この鳥は偽物でした。そしてガメッツがくれた鳥カゴ、なくなっちゃったんですけど。
秘密の店で鳥カゴをもう1つ購入してきました。なんか店には本物の小鳥も売っていたような気がするけど、見なかったことにしておこう。(笑)
今度はゲヒンゴによるガセ情報であろう「かげろうの間」へ行き、汚れた小鳥を捕まえました。
小鳥の足には王家の指輪が付いていました。これが城が小鳥を探していた理由でしょうか。しかしなんでまたそんな大事そうなものを飼い鳥の足に……
たぶん今度こそ本物かと思いますが、その前に「群島の間」に寄ってみることに。というのも、せっせと作っていた金色の染料が毒だと知って落ち込んでいたウィルの師匠のラオが、迷ったらそこへ行けと言っていたのでした。まあ、もう迷っていませんけど。
するとそこにはゴウガシャがおり、ハルカに力添えをしたお礼に盃を勧められました。
前回から金は毒だと散々聞かされていましたが、飲んだのは黄金の酒。すっかり飲み干すと、これでどうやら鳥の声が聞こえるようになったようです。カゴの鳥の声を直接聞けばいいんじゃないかと思いましたが、シナリオ的にはそういう訳ではありませんでした。
アソウギがいる山の頂上(10階と11階の間)に寄ると鳥笛の音が聞こえてきて、そちらへ行くとハルカが鳥笛を吹いていました。
こんなところで専用グラフィックがありました。
その後、金色の小鳥のカゴと汚れた小鳥のカゴという2つの鳥カゴを携えて獣人の森へ行って鳥の声を聞いてみたら、野生の鳥が金色の小鳥(偽物)にめっちゃキレていました。
こ、怖すぎる……どうやらこの種類の鳥が増えすぎたせいで、彼らの餌が少なくなったことに怒っているようです。籠の鳥は外来種だったんでしょうか。次は汚れた小鳥のカゴだけを持っていくと――
確かにこのままの状態では自然界で生き抜いていくのは難しいでしょうね。ダンジョンの24階まで飛んで行ったのは大したものですけど。悩んだ結果、今回は森に放つのはやめておきました。
野生の鳥の声の生々しさにショックを受けていたら、知ってか知らずか、いつもは商売の話ばかりのガメッツがこんなことを言っていました。
その後、夕方の広場には久しぶりにマナがいて、金色の小鳥のカゴをくれないかと言ってきましたが、偽物で持て余していたので(無料で)あげることに。マナなら小鳥を悪いようにはしないでしょう。
必要ないアイテムとか直球なことを言うな。(笑)
あとは王家の指輪をどうにかしてしまいますが、やはり悩んだ結果、今回はお城には届けずにルビィにあげることにしました。
お礼の「熱いキッス」と彼女が駆け出しの頃に使っていたという盗賊の指をもらいました。おまけ?のアイテム自体は価値のあるものではありません。
あとは汚れた小鳥のカゴを城に持っていけば、小鳥の騒動も解決です。オーロラ姫……ではなくライアットの元へ。1枚目の「お姫さま姫」っておかしいですね。
オーロラ姫に届けることをあえて拒否。その心は――
選択肢を2回も選ばないと厚意を受けようとしないライアット。彼の生真面目さがよく出ていますね。小鳥はライアットの手でオーロラ姫の元へ。これでみんながめでたし、めでたし……のはず。
このイベントは寄り道的な部分が豊富で、小鳥と指輪に関して分岐もあって盛り沢山な内容でした。個人的に一番驚いたのは、ハルカが男の子だったことです。(笑)
(C) 1998 藤浪智之/佐々木 亮 (C) 1998 講談社/キノトロープ
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