【だんじょん商店会】プレイ日記(11)猫
商売人レベルに加え冒険者レベルも40を超えたサララは、すっかり商売よりもダンジョン探索が収入源となっていますが、これまで踏み入れていなかった26階よりも上の階を目指すことにしました。
毒沼のエリアから、鏡ばかりの不気味な雰囲気のエリアや複雑な迷路などを抜けて30階の「最極の間」へ到達。
そこはこれまでの階と比べて単純な造りで、いかにもこの先に何かが待ち受けているという風でした。さらに先へ続く階段を上ると扉がありましたが、封印されているのかそれは固く閉ざされていました。
まだ機は熟していないのでしょう。話の進行がまだ足りていない割に、ダンジョンを歩き回ってレベルを上げすぎたかもしれませんね。早いとこイベント(カード)を消費しなくては。
カードを引く前に溜まった冒険者の死体を教会へ持っていって換金救済しました。
ダンジョンで冒険者死にすぎです。封鎖した方がいいんじゃないですかね。1体4176Gとなり、所持金は10万Gを突破。会費を納めて商売人レベルを43に上げたところでカードを引きましたが、今回は「猫」でした。
猫といえば相棒のチョコ。サララは昔、一匹の捨て猫を拾った時のことを夢に見ました。
魔女には習わしとして猫のパートナーが必要で、その猫の素質に魔女の能力が左右されます。しかしその子猫は魔法の素質は皆無。さらに足を怪我していてほうきにも乗れず、猫の力を得られないサララもほうきに乗って飛ぶことができなくなってしまいます。
しかしサララはその子猫――チョコをパートナーにすることにしたのでした。魔法が使えないけれどアイテムに精通しているのは、チョコによるところが大きいのでしょう。
目を覚ますとサララの体に異変が。にゃんとなんとサララは猫になっていたのです。
猫なので店を開く訳にも、ダンジョンに潜る訳にも行きません。とりあえず町をふらついてみることにしました。
仕方ないことですがだいたい猫扱いされてしまいます。ルビィはカツブシをくれました。カツオブシみたいなものでしょう。
ただ中には正体に気付く人も。気付く方が普通ではないと言えるかもしれないですが……
チャチャはまたたびをくれ二人(二匹?)で食することに。そういえば彼女の口調が普通でしたが、猫の言葉でしゃべっていたからニャのかニャー。
次は城へ行って、門番をスルーして中へ。生意気そうなガキジョン王子に見つかってしまいました。
追いかけ回されていると、サララを導く声がしたのでそちらへ逃げると、いかにも気品のありそうな、王妃に飼われている猫がいました。
外に出たことがないという彼女に、外の世界のことを話して聞かせました。外の世界と言っても人間視点という気もしますが。話のお礼に黄金のカツブシをもらいました。
夜に盗賊ギルドの狭い裏路地を抜けると、そこでは「猫集会」なる集まりが開かれていました。
集会内の「猫市場」ではアイテム――黄金のカツブシかカツブシと猫にちなんだアイテムを交換することができます。
猫スーツはダンジョンで手に入れていたので、今回はもとから持っていたものと王妃の猫にもらったものを合わせた2つの黄金のカツブシとまねき猫、さらに普通のカツブシ3つで猫の耳を交換しました。
本当は黄金のカツブシは魔女の大鍋にいっぱい入っていたんですが、猫になってからは魔女の大鍋でアイテムを出し入れすることはできなくなっています。ちょっと不親切ですね。
交換したい時は、(何が出るかは分かりませんが)占いカードを引く前に予め大鍋からアイテムを出して用意しておく必要があります。
一通り町を回ってすることもなくなったので、店に戻って一休みすると、体は元に戻りました。
そういえばチョコはサララが猫になっている間、何をしていたんでしょう。チョコも今ではすっかり大きくなって、生意気な口を叩くようになりました。あんなにかわいかったのにね。
サララがチョコをパートナーに選んだのは、はたして正しかったのかどうか……今のサララを見れば、答えは自ずと導き出されるでしょう。
(C) 1998 藤浪智之/佐々木 亮 (C) 1998 講談社/キノトロープ
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