【WP10】ラーク・プロジェクト(1986年)
今作から競走馬の現役期間が最長9歳までとなりましたが、とうとうノエルもその9歳に。残された競争寿命を考えると、あまり多くは走らせられないので年4~5戦を予定しています。
まだ〈ロンシャン巧者〉を諦めていないので、春先はアルクール賞~ガネー賞にしました。
アルクール賞では4つの特性が発動。相手もそんなに強くなく、大外を回りましたが去年に続いて勝利。
次はこれまで避けていた中距離(2100m)のGⅠですが、いつもの「海外遠征現地追い」をやったら、ちょうどいいタイミングで特性が〈海外雄飛〉に進化しました。上位特性はこれが3つ目=最後です。
ガネー賞には現実でのフランスオークス馬、ゲームではドイツオークス馬のリファリタ(ライトニング×グレイスフリー)が、そんなに人気ではありませんでしたが出走していました。
逃げ馬が粘って厳しいかと思われましたが、残り100mでノエルが一気に抜き去りGⅠ7勝目。2着にはリファリタが入るも、以降ノエルと路線が被ることはありませんでした。
期待していた〈ロンシャン巧者〉や〈大舞台〉は付きませんでしたが、この勝利で〈直一気〉が付きました。
いいものが付いたと思っていたら、説明にはまくりや最後方強襲では発揮されないとありました。最後方の場合は〈決め打ち〉が該当するようです。そっちが付いてくれればよかったんですが、普段は普通の追い込みにして、ここぞという時に最後方強襲を選ぶことにします。
夏はお休み(といっても調教は続けますが)で、今後はヴェルメイユ賞から凱旋門賞という、いつものローテに。
4年連続の出走となるヴェルメイユ賞では次に備えて「海外遠征現地追い」を行いませんでしたが、5つの特性が発動。
同時に表示されるのは4つまでで、残り1つは葵との絆特性の〈ロケットスタート〉です。次の凱旋門賞では〈鉄砲〉は発動しません。ここを使わずに直行でもよかったんですが、まだ特性を得ることを諦めていませんでした。
2頭の英愛オークス馬がいましたが、ガネー賞でも破っていたそのうちの1頭に半馬身差をつけて勝利。
着差は縮まってきていますが、史実調教でスピードを上げていないからと自分を無理矢理安心させました。(笑)
レース後に特性は付きませんでしたが、大一番を前に素のスピードがDにアップ。
そして迎えた凱旋門賞。史実での覇者ダンシングブレーヴなどは所有しているので出走せず、架空馬ばかりなのは相変わらずですが、前走を見るとけっこう手ごわい相手が揃いました。
去年戦ったアルファベットフレア、エスプリデュマジック、コレアヴァーミリオンに加えて、今年ステイヤーズ・ミリオンを完全制覇、長距離戦9連勝中のインプロンプトゥアロンドラ(バスティノ×アッティラアライヴ)が一際不気味さを放っています。
前走に続き今回も作戦は普通の追い込みにしたので〈直一気〉と〈海外雄飛〉、〈ロケットスタート〉が発動しましたが、そもそも追い込みのノエルに〈ロケットスタート〉って意味あるんでしょうか。
後ろからなのはいつも通りでしたが、最後方待機策の時とは違って終始馬群の後ろにピッタリ付けて内を走っていました。最後に前が詰まらないかちょっと心配になりましたが、百戦錬磨の葵を信じます。
最後の直線も前が壁になってちょっと追い出すのに時間がかかりましたが、先に抜け出た人気薄のカナディアンサティスフィード(ワンパウンドスターリング×アンファールドスウェイル)との一騎打ちに。
薄氷の勝利でした。アルファベットフレアは芝質の違いからか二桁着順に沈みましたが、他の実力馬は評判通りに上位に顔を出していました。
ノエルはさすがに衰えが感じられてきましたが、史上初の凱旋門賞3連覇を達成しました。
次はBCターフへ遠征。これがノエルのラストランとなります。
史実馬は去年同様ボスエンズバーニングのみで、GⅠ2着が1回だけありましたが相変わらず連敗中で特に伸びしろはなさそう。最大のライバルはやはり地元に帰ってきたアルファベットフレアです。
去年は主戦のクレア・ハートを日本のアルゼンチン共和国杯に遠征させましたが、今年はそれをやるのを忘れていたので絆レベル最大の彼女が手綱を取ります。凱旋門賞では大敗しているとはいえ、一抹の不安が頭をよぎります。
そこで〈直一気〉は発動しなくなりますが、これまで幾度となく勝利をもたらしてきた最後方戦法を採用しました。
道中は最後方を追走。第3コーナー過ぎから前へ進出と、過去のリプレイを見ているかのようなレース運びに。
直線に入って好位の3番手追走から先頭に立ったアルファベットフレアを躱しました。3着馬は直線で〈王者の進撃〉が発動して、ちょっと心配しました。そういえば〈クラシックターボ〉なんかもノエルに付いてもよさそうだったのに付きませんでしたね。
凱旋門賞に続きBCターフでも3連覇を達成、見事に有終の美を飾りました。ゲーム的には引退レースはないのでちょっと寂しいですね。脳内で世界最強馬決定戦の勝利後みたいなのをイメージしました。(笑)
7年にわたって無事ターフを走り抜けたノエルの最終的な能力はこのようになりました。
スピードが意外と上がりました。サブパラ全般は、晩成の馬1頭にリソースを全振りしたということもあるとは思いますが、なんかもう上がりすぎという感じです。特性に関しては、レース選びをかなりこだわったものの、枠と種類が増えた割には、意外に付きにくいんだなと感じました。
これにてノエルは引退。米国の最優秀古馬牝馬&最優秀芝牝馬、そして欧州の最優秀古馬に輝き、「凱旋門の皇帝」として殿堂入りしました。
着外になったのはほとんど3歳&4歳時です。これでも控えたつもりだったんですが、完全に走らせないでいてもよかったでしょうか。
ちなみに繁殖牝馬になってから付く因子は、ランダムでスタミナか晩成かといった感じで、因子2つには及びませんでした。
当初の想定では8歳時が勝負と見ていたので、7歳のレースでまくりがハマった時は馬券を買った人みたいに「来い! 来い!」って思ってましたね。葵ちゃんは今プレイのヒロイン扱いでした。寝取られましたけど。(笑)
史実調教で(弱い)馬を鍛えるという遊びが提案された訳ですが、『2022』のプレイ途中からマンネリを感じ始めていたので、書く方も含めてこれまでとは違うアプローチで楽しめました。史実調教が変なミニゲームとか目押しじゃなくてよかったです。
ただその一方で、他のたくさんの馬の管理とか繁殖馬の選定や種付けとか、これまでのメインとなっていた部分が、育成と並行するにはどうも相性が悪く感じられて適当になっていました。なので、これは果たして『ウイニングポスト』なのか、という思いはあります。
なんかしまいには謎アイテムを消費してレースで所有馬を操作できるようになりそうですね。まあ、冗談はともかく、これまでの『ウイポ』、馬育成ゲー、騎手ゲーのローテでの発売なんていうのはどうでしょう。さすがに1つに詰め込むのは……
さて、最終回っぽくまとめましたが、『2024』は姫神ノエルがいないためスルー予定なので、このデータは終わりにはせずに一旦休止ということにしておきます。
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