【WP10】ラーク・プロジェクト(1999年)
期待のノエルアクトレスは2月1週のデビュー戦を勝利。ゆったりローテで昇格2戦目の5月1週矢車賞を勝ってオープン入り。2つ目のウマソナは「努力上手」でした。
スパルタ調整好きの皐月賞2着の僚馬ラークスクエア(ジョンティオンブル×スクエアグロウス)と一緒に調教して、ラークスクエアの成長度が上がり、ノエルアクトレスの成長度も「かなり」上がりました。こういう相乗効果があると、預ける馬も一人の調教師に集中させたくなります。
スパルタ調教を経て父メジロマックイーンがコースレコード=日本レコード(2.22.4)を持つ東京2400mが舞台のオークスに挑戦しましたが、条件戦を勝ったばかりなので7番人気という低評価に。脇役というかモブ扱いです。
中団に付け残り200mで〈堂々たる主演〉が発動。ゴール手前で一緒に上がっていったウメノファイバー(サクラユタカオー×ウメノローザ)をクビ差躱してGⅠ初勝利。蓋を開ければモブどころか主演女優でした。
母のノエルは引退も近づいてきましたが、今年の種付けはクラブで運命から保護していたサイレンススズカに。
繁殖牝馬はノエルも含めて全12頭になりましたが、今年はせっかく確立させた28歳のノーザンテーストが多めです。
今年生まれたのは牡馬3頭、牝馬6頭。河童木◎は1頭だけですが、全体的に美香の印はいいです。
キャットシーフがケンタッキーダービー(米国3冠)を勝利。モンジューがイギリスダービー(欧州3冠)を勝利。ダリアプールが仏愛ダービーを勝利。そしてラークアウト(ラークナッツ×アウトスタンディングリー)が日本ダービーを勝ったので、同一年5大ダービー制覇を達成。
直接は影響していないかもしれませんが、年末にはストームバード系(SP系統)とサドラーズウェルズ系(ST系統)が確立しました。最近確立させていたのは親系統ノーザンダンサー系ばかりなので、親化も狙った方が良さそうです。一息ついたらまた考えます。
ノエルアクトレスは先のオークスで〈根幹距離〉が付いたので、進化を目指してまずは信頼度上げ。これまで存在をすっかり忘れていた「信頼度アップのニンジン」をあげました。
右上にある信頼の円の傍らにニンジンマークが付いています。これで上げまくりと思ったら、1頭につき1回限りなんですね。ニンジンは43本あったので、他の馬にもどんどん使ってしまいましょうか。
春雷イベントも継続中です。8月5週にイベントの続きが、さらに同世代のリーダー&柵越えイベントも起きましたが、そんな期待の塊にはホワイトクリスマス(オグリキャップ×ノエルローズ)という名を与えました。
ノエル・ローズ・芦毛=灰色白、という要素から、白いバラの品種にちなみました。
ノエルアクトレスは紫苑ステークス勝利後、秋華賞ではなくて菊花賞で牡馬と対決することに。
大外枠のダミー馬ワコーグロットが逃げ、すぐ後ろ2番手を追走。後続とは距離が開きます。最初のホームストレッチに差しかかる頃にブラックタキシード(サンデーサイレンス×オーピーキャット)がスルスルと前へ出て先頭へ。
直線を待たずして前2頭が失速。ノエルアクトレスが先頭に立つと残り400m、ペインテドブラック(サンデーサイレンス×オークツリー)とラスカルスズカ(コマンダーインチーフ×ワキア)の追撃を凌いで先頭のままゴールイン。
スタミナ自慢の牡馬たちに勝ちましたが、牝馬の快挙も特に話題にはなっていませんでした。競馬ブーム来ないですか……?
ちなみにテイエムオペラオーはロストしています。
次走はステイヤーズステークスで再びペインテドブラックに勝利。晩成のためまだ海外は早いと思うので、来春は天皇賞(春)で国内最強ステイヤーの座を狙います。
他の馬たちは、重賞馬のヒメカミオーバーが川崎記念を勝利。3歳のヒメカミダイヤ(サドラーズウェルズ×ノエルジュエリー)は苦しみながらも重賞2勝。
そして2歳のノエルサクラは全日本2歳優駿を、ノエルバナナは兵庫ジュニアグランプリを勝利しました。
カロ系とシービークロス系はもう割愛しますが、フォルティノ系の馬は5頭が種付け料MAXで種牡馬入りしました。
ともに香港短距離3冠の全きょうだい、GⅠ14勝ラークアンサーとGⅠ10勝ラークアンサーズ(ジョンティオンブル×エーテルアンサーズ)がジョンティオンブル後継。
米国芝GⅠ11勝ラークゴールド(リアム×リヴィエールドール)とGⅠ10勝の短距離馬ラークサンダー(リアム×サンダードーム)がリアム後継で、ともに所属地域の血統支配率は5%超えを果たしました。
また去年の米国3冠馬ラークバイト(ラークレイン×ウィミズバイト)は確立予定の系統には属していない純粋なフォルティノ系です。
去年から条件を満たしているタマモクロス、そして今年父が確立したばかりのストームキャットも5%を超えていたので渋滞してきていますが、年齢的にジョンティオンブルとリアムが来年に確立すると思います。
来年所有は、カロ系の史実馬を6頭入れましたが、実際のところ、もう必要なさそうです。
シュンライ=ホワイトクリスマス以外のノエル一族は枠が余っていたので牡馬をとりあえず2頭。牝馬が全頭所有で2頭。ノエルスター(ナリタブライアン×ノエル)とノエルピーチ(ストームバード×ノエルフルーツ)。「いい雰囲気」と「けっこういい雰囲気」ですが、欧州へ入れました。
国内の繁殖牝馬も数が増えてきたので、そろそろ海外にも散らしておこうと思います。
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