【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(13)
第六章のタイトルにもなっている「薩長同盟」に向けて動き始めました。京都の薩摩藩邸にいる西郷隆盛に長州との和解の利を説きます。とはいえいつもの説得と同じなのであまり緊張感はありませんでした。
説得には成功しましたが、もちろんこの1回だけで事態が好転するわけもなく、大阪では薩摩藩家老の小松帯刀と面会。その後、一緒に鹿児島へ向かいました。
鹿児島ではまず町を巡って工場の集まりである集成館や波止砲台を見学。集成館では(もう必要値にはとっくに達している)国外見識が上がりました。
また街中では武士に憧れている東郷晋太という子供と出会いましたが、会話の内容自体は取り留めないものでした。
ゲームにも登場している薩摩藩士で日露戦争の英雄の東郷平八郎とは関係はなさそうで、オリジナルキャラなんでしょうか。そうだとしたら、場所が薩摩で同じ姓というのは誤解されそうなので避けた方がいいと思いました。
薩摩に着いたのは2月25日でこの東郷晋太に会ったのは4月11日。ここには入門できる学問所もなく藩外へ出ることもできないので本当にすることがなくて、藩士の思想もほとんど同じのため信頼度をひたすら上げていて、100になったのが上から下の身分まで10人以上になりました。
それでも薩摩側の動きは全くなく、5月11日にようやく中岡慎太郎と土方久元が訪ねてきました。長州でも説得は難航、しかも幕府が再び長州征伐を行おうとしているというのでした。
さらに姉の乙女からの手紙を預かってきてくれましたが、それには土佐勤王党が壊滅し武市半平太が切腹させられたことが書かれていました。もっとも武市半平太の死は、実はこれより少し前にシステムメッセージで表示されていたので、雰囲気が台無しです。
薩長同盟の成立を急がねばなりませんが、帰路2人に言われていた通り、熊本に横井小楠を、大宰府に三条実美を訪ね、三条実美からは行方不明だった桂小五郎が萩に戻ってきたことを知らされました。
萩の桂邸を訪ね桂小五郎と再会、さっそく説得を行い納得させました。
中岡慎太郎の努力の甲斐もあって西郷隆盛が下関に立ち寄り薩長同盟の協議をすることになりましたが……7月16日、下関に現れたのは中岡慎太郎1人でした。
西郷隆盛は長州征伐を止めさせるためと言って、急に京へ向かってしまったそうです。桂小五郎は当然激怒。薩摩で3か月近く放置された身としては、彼の気持ちはよく分かります。(笑)
西郷隆盛の真意を聞くために中岡とともに京都の薩摩藩邸へと急ぎましたが、西郷隆盛の口から語られたのは、藩主の島津忠義との不和でした。彼の意見はあまり聞いてもらえないようです。そこで家老の小松帯刀と大久保利通も引き込むことに。坂本龍馬が説得を担当するのは大久保利通ですが、彼は薩摩にいます。
京都で説得の情報を集めてから、徒歩で鹿児島は大久保邸へ。大久保利通の説得に成功したら、また京都の西郷隆盛の元へ戻りました。いまいち煮え切らない彼をまた説得して、ようやく京で長州との会合を開くことを承知させ、ついでに長州のために武器を入手すべく、長崎の商人グラバーを紹介してもらいました。
また九州へ、今度は長崎のグラバー邸です。長州と言えば一昔前まで攘夷だったので警戒する彼に事情を説明して長州との仲立ちをしました。
帰りに何となく長崎の料亭花月へ寄ったら余興はいかがなどと聞かれたので、頼んでみると丸山元という芸妓が出てきました。一般的にはお元として知られています。
余興と言っても花札などはできず、簡単な会話をしてからどんちゃん騒ぎで酒を飲んで終わりでした。特に何も言われなかったんですが、しっかり追加料金(30文)を取られていました。
このお元以外では京都の角屋で明里、吉田屋で幾松が出てきました。前者が新撰組の山南敬助、後者が桂小五郎と関係の深かった女性です。
料亭は(この3人以外の)芸妓がいる=花札ができるところとそうでないところの2種類ありましたが、Windows版では前者は「遊郭」になっていて、プレステに移植された際に「料亭」に変えられたみたいです。そりゃあ佐那さんも怒るわ。(笑)
自主規制するにしても、花札目当ての身としては、同じ名称ではなくて見分けがつくようにしておいてほしかったです。
萩の桂小五郎の元へ帰って武器の件を話すも、彼は薩摩から恩を受けることになると抵抗を見せましたが、長州からは薩摩に米を渡すことで納得させました。あとは京へ行って同盟を締結するのみですが……
命からがら脱出してきた桂小五郎は再び京へ行くのを渋りましたが、結局は折れて行くことに。
高杉晋作からは護身用にコルト式五連装銃をもらい、護衛に三吉慎蔵(剣術173)が同行することに。代わりにすでに2人いた同行者から沢村惣之丞が外れました。どちらかというと岡本健三郎よりも、剣術が(岡本よりは)高く実戦経験も結構積んできた沢村の方に残ってもらいたかったです。
上京し先に交渉へ向かった桂小五郎の元を訪ねましたが、面子にこだわる双方はなかなか自分から同盟の話を切り出そうとせず、破談寸前。結局は坂本龍馬が西郷隆盛に直接掛け合ってようやく薩長同盟は成立しました。
薩摩の人たちとの会話が多かったですが方言が使われていて、もちろん雰囲気が出ていいですが、テキストがちょっと読みづらかったです。戦時中に暗号で使われたという逸話は伊達じゃない!?
何度かイベントでの説得はありましたが、京や薩摩を行ったり来たりした割には何かをしたという手ごたえもあまりなく、お使い感の強いパートでした。桂小五郎と西郷隆盛の2人とも、世話が焼ける人だったのも、その感じを強くさせたかもしれません。
(C) 1999 KOEI CO.,LTD.

【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(14)
『維新の嵐 幕末志士伝』のプレイ日記です。坂本龍馬「蒼龍の飛翔」編で王政復古・武力討幕を目指しています。薩長同盟を成立させましたが、寺田屋での遭難を経てお龍と結婚しました。
コメント