【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(14)
薩長同盟を成立させたその晩、寺田屋で三吉慎蔵と酒を酌み交わしていたところ、風呂に入っていた楢崎龍が取り方に囲まれていることを知らせに部屋に飛び込んできました。……顔が怖いです。(笑)
どうやらプレステ版は画像が修正されている様子。Windows版の攻略本である「ハンドブック」には画像が小さく載っているんですが、それでは史実として伝わっている通りに裸で飛び込んでくるようです。定番シリーズ『三國志Ⅱ』の貂蝉と言い、この頃のコーエーは攻めてますね。(笑)
すぐに踏み込んできた役人と戦闘に。しかし相手は無名の役人たちなので、池田屋事件の時ほどの緊迫感はありませんでした。
マップ上の敵は全員倒しましたがイベント的にはすっかり囲まれているようで、以前高杉晋作からもらったピストルをぶっ放しながら包囲網の突破を図りました。
脱出には成功したものの、坂本龍馬はどさくさに紛れて手を負傷して大量に出血、意識を失ってしまいました。目が覚めたのは薩摩藩邸。三吉慎蔵の働きで薩摩藩に保護され、お龍が付きっ切りで看病していたそうです。
その後、当初の予定通りお龍と結婚しました。現代に伝わっている彼女の評判はあまりよろしくないようですが……
そして薩摩の面々の厚意で新婚旅行へ行くことになりました。
高千穂の天逆鉾を抜く観賞するなどして幸せな時を過ごしたのち、お龍を下関の商人・白石正一郎の元に預け、再び国事に奔走します。
これからは来るべき幕府の長州再征に向けて、諸藩をまとめ上げることになりますが、もう幕府ですら尊王になっています。
すぐ近くの小倉藩が藩主の交替により佐幕になっていたので、そこへ向かいましたが、新しい藩主の小笠原忠忱はなんと3歳!
確かに年齢は間違ってはいないんですが、そのまま出てくるのはどうなんでしょうか。見た目もそうですが、3歳児相手に議論したり、酒を飲ませたりすることになってしまいます。(笑)
年齢はほぼ意味のない要素ですが、このゲームはこういう人がちょくちょくいます。
小倉藩を尊王に戻して佐幕は土佐藩のみですが、やはり土佐には入れないので全国を回り、説得済みの人たちと語り合うことで、さらに思想を盤石なものにしました。少しずつしか数値は上がらないので、けっこう面倒くさかったです。
京都に立ち寄った時には、中岡慎太郎から十津川郷士の中井庄五郎を紹介されました。十津川と言えば天誅組の際に行った土地です。彼を遊撃隊にスカウトしました。
中井庄五郎は、海援隊士らが坂本龍馬の敵討ちとして(実際は犯人ではなかったようでしたが)紀州藩の三浦休太郎を襲撃して新撰組と戦った天満屋事件で命を落とした血気盛んな若者だそうです。
またやはり天満屋事件にも加わった沢村惣之丞は寺田屋にいましたが、もう同行させることはできませんでした。
その後は東へ向かいました。関所では剣技192・戦闘経験7800超えという新撰組も泣いて黙りそうな同心が出てくることがあり、下手をすると剣技・戦闘経験MAXの坂本龍馬ですら命を落としかねないので、なるべく戦闘を避けるようにしました。
江戸ではまだぎりぎり佐幕を維持していた幕臣たちを説得しました。
老中相手に〈薩長同盟成立〉についてべらべらと喋っていますがいいんでしょうか。当時の幕府の認識はどうだったんでしょうね。
久し振りに昌平坂学問所で勉強をするなどして時間を潰してから西へ戻り、6月8日に広島に泊まった際〈仏の援助で長州再征〉というほやほやの情報を入手、すぐに土方久元が坂本龍馬を呼びに来ました。そこで萩に戻ったもののしばらくは何も起こらず、7月10日にようやく遊撃隊も参戦することになりました。
遊撃隊の戦場は小倉方面でしたが相手には銃兵が5人もおり、中井庄五郎と安岡金馬の2名が戦線離脱(気絶)しましたが戦闘には勝利。
数で劣るものの新式の装備を揃えた奇兵隊が活躍。将軍・徳川家茂が病没したこともあり幕府軍はなす術なく退却し、長州藩の圧勝で戦いは幕を閉じました。
このゲームの戦闘システムはいかにも幕末な狭い場所での斬り合いという感じなので、土方編の戊辰戦争などもそうですが、銃や大砲が主力になった戦場だとどうもしっくりこないです。侍の時代の終わりを感じてくれというわけでもないでしょうが。
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