【Winning Post 8 2017】1994年(史実馬ロストプレイ)
ストライプスが東海S~フェブラリーSと連勝。取材に来た鳴尾氏の仕事ぶりは見違えるほどでした。
カメラ付き携帯端末に無線LANって、未来から来たのかな? 宇宙人がいたから、未来人がいても不思議ではないかも。あとは超能力者がいれば完璧?
そんな鳴尾氏はプライベートでも出資したクラブの馬が重賞を勝つなど、好調です。
3月3週、高知の黒船賞をセキセイプロミスが勝ち、地方全11場を制覇。これでイベントクリア、すなわち天本さんの露出は減っていきます。
ストライプスはドバイワールドカップに招待されるも、コロニアルアッフェアー(プレザントコロニー×スナブル)の3着でした。
実力馬が軒並みロストする中、今年生まれたヒシエリカ94(父モガンボ)で流星イベントが発生しました。
お守りボーナスの「幼駒の能力評価者のイチ押し」マークが付いています。……が「イチ押し」ってまんまじゃん。★とかでよかったんじゃないですか?
また秘書チャレンジに関係する☆ステイゴールド(サンデーサイレンス×ゴールデンサッシュ)も誕生。
皐月賞はセキセイアーバン(バンブーアトラス×パシフィカス)とセキセイフーセン(セクレト×レインボールーズ)による無敗の「連勝街道」持ち対決。セキセイアーバン、セキセイフーセンのワンツーフィニッシュに加え、3着にもクラブの鳴尾氏出資の馬が入り、さらに4着には井坂氏の注目馬サクラローレル(レインボウクウェスト×ローラローラ)という結果に。またダービーもこれとまったく同じ着順でした。
今年の種付けでは、まずはファレノプシス(ブライアンズタイム×キャットクイル)を確保しました。秘書チャレンジ用のサードステージ(父トウカイテイオー)の母です。
そして来年喪失するのは9頭。
- エアジハード(サクラユタカオー×アイシーゴーグル)
- エリモエクセル(ロドリゴデトリアーノ×エリモファンタジー)
- エルフィンフェザー(サンデーサイレンス×ダイナカール)
- キングヘイロー(ダンシングブレーヴ×グッバイヘイロー)
- スペシャルウィーク(サンデーサイレンス×キャンペンガール)
- セイウンスカイ(シェリフズスター×シスターミル)
- ビワタケヒデ(ブライアンズタイム×パシフィカス)
- ミラクルアドマイヤ(トニービン×バレークイーン)
- ロードクロノス(トニービン×シンコウラブリイ)
強い馬以外に、繁殖牝馬がちょうど牧場にいたからという理由で消える馬もいます。
またキングマンボの初年度産駒のエルコンドルパサー(母サドラーズギャル)らも消えることに。
そのキングマンボはアジア・マイル・チャレンジに挑戦するも2勝どまりでした。
セキセイイチバンは去年の秋から7連勝で春古馬3冠を達成。海外の一流レースは厳しいかと思っていましたが、さらに次走のKGⅥ&QESも勝利しました。
7月3週のマーキュリーCをセキセイタイマーが勝ち、星の力を獲得。残すはスターレットSのみとなりましたが、米国の2歳牝馬限定戦ということで、ちょっと厄介です。
マーキュリーは確かにおなじみですね。セーラー……違うか。
今年のアオチュースイートは8月2週のグッドウッドC(GⅡ)を勝って、シシィリッチの課題達成にいよいよ王手がかかりました。しかし最後はGⅠで締めたいと、秋に欧州遠征するも勝てず。来年、現役最後の年を迎えることになります。
9月。白毛名鑑を使った世代の牡馬ダイナカール93(父ランニングフリー)が柵越え。秘書と美香にイチ押しマークが付いています。種牡馬入りはできるかな? とか言っていたら、年末時にはイチ押しマークはともに◎に格下げになっていました。
サマーマイルをセキセイレイ(ポリッシュネイビー×エアレイ)が、サマー2000をセキセイソロン(ダミスター×スカッシュソロン)が優勝するなどして、秘書チャレンジの「同一年中央全10場重賞制覇」を達成しました。
強い馬が一頭いるので、この課題を意識して、中堅どころはローカルの重賞に回すようにしていましたが、特にメモしていたわけでもなかったので、途中からはどこを勝っていないのかとか、よく分からなくなって、とりあえずローカルには誰かしら出すようにしていました。
セキセイイチバンは凱旋門賞も勝利。次走を調教師と相談していると――
なんだ、その口調は……
ブリーダーズカップにはいかず、秋古馬3冠を目指すことにしました。
3冠の懸かったセキセイアーバンは、距離の長い菊花賞は3着。優勝したのは、井坂氏の注目馬サクラローレルでした。
セキセイフーセンはまたもや2着。ところでなんでサクラローレルを消してなかったんだろう。
ブリーダーズカップでは、BCクラシックをエーピーインディが、BCターフをストライプスが勝ちました。ストライプスは次走のチャンピオンズCを勝つと、勝鞍がフェブラリーSと合わせて「春秋ダート制覇」となりました。
2月4週が春で、12月1週が秋……ギリ行ける?
そしてセキセイイチバンは危なげなく秋古馬3冠を達成。こちらの勝鞍は「古馬王道完全制覇」となりました。
この馬はパワー・賢さは低いし、精神もそれほどではありません。元の能力は正直たいしたことないんですが、良い特性が付いているからなんでしょうか。ライバルを消しまくったこともあるかもしれませんが、それでもロストの影響のほとんどない海外を勝ってますし。
そして国際レーティングは一度は自己最高の142まで行ったんですが、その後はしばらく141をキープしています。今年のローテは「古馬王道」路線にKGⅥ&QESと凱旋門賞と、ほぼ芝路線では理想的な線を行っていると思います。KGⅥ&QESと凱旋門賞の間にレースを増やすと冬にパンクしそうですし、さらに上げるためにできることといえば、大阪杯をドバイシーマクラシックに、天皇賞(秋)をBCターフに変えるくらいでしょうか。
上を目指すとなると、無茶なローテーションにせざるを得ないのかもしれません。
今年の成績は57勝(GⅠ23、重賞51)の61億9750万で1位。牧場が95勝(GⅠ18、重賞53)の61億1072万円で1位と、2年連続でW受賞を達成。
日欧の年度代表馬は文句なしでセキセイイチバン。米国ではGⅠ3勝のエーピーインディが年度代表馬に。またストライプスは最優秀芝馬に選ばれました。
殿堂馬は最優秀3歳牡馬のセキセイアーバン。
最後にヌレイエフ系が確立しました。海外の展開はあんまり変化がないですね。そしてスインフォード系とセントサイモン系が滅亡してしまいました。
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