【栄冠は君に】プレイ日記(2)練習試合
実戦を迎えましたが、まだ正選手を決めていませんでした。今回のベンチ入りは予定通り3年生全員と2年生のピッチャー加藤に野手の小泉・中村を加えた15名。適当にスタメンも組みました。あとはベースコーチも決める必要があったので2年生野手を配置しました。
プレイボールです。終始グラウンド全体を俯瞰した構図で試合は進み、ここを選手たちがちょこまかと動き回ります。投手が投球練習したり、イニング終了後には選手が走ってベンチに戻ったり、審判がベースの土を払ったりと雰囲気重視で、ゲーム的な情報を極力抑えたシンプルな画面です。
監督の仕事は簡単な指示を出すことですが、攻撃時はこのような感じ。
「CB交代」はコーチングボックス交代、「H&R」はヒットエンドラン、「スピード」はシステムの設定でゲームの進行速度です。最大速度にするとかなり速くなりますが、状況の把握が難しくなり、指示のタイミングも遅れてしまいます。大差で勝っている時や試合を捨てた時用でしょうか。
1回表。いきなりエラー、バント、ゴロと相手サードの守備練習みたいに始まりましたが、4番鈴木のタイムリーで先制。その後連打で満塁になるも残塁となりました。
3回裏。ショートのエラーから一打逆転のピンチを招くも、本日4つ目の三振でピンチを脱しました。
5回表に金子の新チーム第1号ホームランで待望の追加点。
さらにヒット後、盗塁と犠打を絡めて今度は小技でさらに1点追加しました。6回裏はファーストのエラーも、牽制アウトでチェンジ。
7回裏にピッチャーを安藤から吉岡に交代。予定通りです。吉岡は相手クリーンナップを三凡。
8回表。金子のツーベースで追加点。さらに中山の猛打賞となるスリーランで相手ピッチャーをノックアウトしました。その裏を三凡に抑えて、8回コールド勝ちとなりました。9回は2年生の加藤が登板の予定だったんですが、出しそびれました。
投手陣が計11奪三振、散発2安打に抑えるなど完璧で、打線も思っていた以上に打ちました。大怪我には繋がらなかったものの、エラーが2つ出たことが課題です。
試合後の能力を見てみました。
直前のデータがなかったので、厳密に比べることはできませんが、疲労が増えて体力が減っていました。試合に勝ったので自信と気力が増えるかと思ったら、そんなに増えていませんでした。
次の練習ではベンチ入りしたメンバーは休養させました。
それから数日は、また足腰強化で体力を付け直し、技術講習で疲労を減らすことに費やされました。コンディションも整ったと思われる頃、正選手を決めることにしました。
先の試合に出たメンバーを基本に、セカンドを佐々木から山崎に、キャッチャーを林から小林に変更しました。キャッチャーは二人とも使いたいくらいですが、打撃優先にしました。
正選手にするとポジションが赤字になっています。またエースの安藤を主将に任命したので、彼は名前も赤字です。
正選手は自信と気力がアップしています。分かりやすいですね。また下級生を正選手にすると、三年生の自信と気力が下がるみたいです。ますますもって下級生の存在意義が薄くなります。
チームも固まってきましたが、残り15日に再び練習試合の申し込みがありました。今度の相手は広田水産科、前回同様にCランク校でした。
正選手でスタメンを組みましたが、先発投手のみ正選手ではない吉岡にしました。この試合は2年生ピッチャーの加藤も使う予定です。
1回裏。連続ヒットのあとバントで送ると、スクイズが連続フィルダース・チョイスとなって、相手の守備の乱れで2点を先制しました。
2回裏。連打でチャンスを作るも、サインではない単独スチールを失敗してチェンジに。
先発・吉岡は好投。打線は3回以降はランナーを出すも、得点はできません。特に6回裏は代打の林がツーベースを放ち、バントで3塁に進むも、牽制で刺される大チョンボを犯しました。
7回表から2年生ピッチャーの加藤が初登板。セカンドのエラーがあるも、すぐに小林が盗塁を阻止してチームメイトのミスをカバーしました。
8回裏にようやく追加点を入れると、9回表も加藤が続投。ヒットを打たれるも、最後は牽制アウトでゲームセットとなりました。
Cランク相手に連勝。こちらも同じCランクですが、今の実力はBランクくらいにはなっているでしょうか。
チャンスであと1本が出ずに競った展開になるも、投手陣は盤石で、2試合連続の完封勝ちです。2年生の加藤が使えたことは大きいです。
走塁面では各駅停車なのが気になりました。そういうゲームの傾向があるのかもしれず、まだ判断に困ります。あと振り返ってみると、野選を誘ったものを含めてバントが計8個と多かったです。もっともサイン以外で選手が勝手にやっていたものもあります。
試合後、数日かけて疲労を取り、体力を戻す作業をした後、投手は投球練習、野手は打撃練習と守備練習を行いました。一度試合をするとコンディションを整えるのに時間を取られるのが厄介です。
残り9日に三度練習試合の申し込みがありました。相手はCランクの千厩東川。正直、練習試合はもういいかなとも思ったんですが、ついでなのでベストメンバーで受けて立つことにしました。
千厩東川からの攻撃で1回表、相手3番の剣崎にホームランを打たれ、3戦目にて初失点するも、その裏に太田、山崎の連続タイムリーですぐに逆転しました。
2回裏は相手の2つのエラーでランナーを溜め、鈴木のタイムリーで追加点。2つの押し出し死球も挟んで、打者一巡の猛攻でこの回一挙5点。
3回表、エラー後、剣崎に2打席連続のホームランを浴びてしまいました。
4回裏、2アウト3塁から相手がファーストフライを落球して得点。なんかバグって2点入ってました。(笑)
6回表、ピッチャー安藤から吉岡に交替。登板直後にヒットを許すも、落ち着いて併殺を決めました。その裏に満塁まで攻めると、本日5つ目の被死球が押し出しとなり追加点。
さすがに死球が多すぎて、そろそろ乱闘を始めかねないところでしたが、これにてコールドゲームとなりました。
打線はよく打ちましたが、はっきり言って相手が弱すぎた(エラーも多かったし)気がするので、過信はしないようにします。これまで順調だった投手がホームランを2本打たれたのが、ちょっと不安です。
付録としてスコアブックのシートが付いていたんですが、よく分からなかったので、スポーツ新聞に載っている表を真似して作ってみました。「テーブルスコア」というみたいです。
こうして見ると、やっぱりバントが多いですね。1アウトになったらこちらからサインは出していないんですが、セーフティーのつもりなのか選手が勝手にすることがよくあるんですよね。
大会までにある練習試合は3試合のようで、本当は上のランクの高校とも組みたかったんですが、こちらから相手を選んで申し込むことはできません。
練習後は休養で疲労回復をしてから、打撃練習と走力を上げたいので足腰強化を優先して行いました。
そのうちに残り5日となり、地方大会の組み合わせが決定しました。
優勝には7回も勝たなければならないです。全88校の岩手でこれだと、200を超えている神奈川は何回勝たなければならないんだという話ですね。
残りの日数は、最後の追い込みで体力&走力上げの足腰強化、あとは各人の弱点の打撃と守備を上げることをテーマにしました。
そしてついに大会初戦を迎えることに。2年生3人を含めたベンチ入りメンバーの能力を見てみますが、疲労が0になっていました。実は直前に疲労を減らすようにしていたんですが、無駄だったことが分かったので、ロードし直して練習でしごきました。
パラメーターは、マニュアルには正選手であれば100以上欲しいと書いてありましたが、打力が物足りない人も何人かいます。ちなみにこれまで一切触れてきませんでしたが、打力が長打、打技が打率に関係するそうです。監督がバント好きそうだし、長打が少なくてもいいか。
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