【維新の嵐】プレイ日記 第4回 幕末維新[終]

松平容保も海援隊に加え(?)本格的に雄藩の説得を始めます。松平容保は指示で京都あたりに移動させておこうと思っていたんですが、方針を変更してこちらも手動操作で北陸を移動して、近江を目指すことに。

道中、高田藩を説得してから越中に足を踏み入れたところ、若い娘に助けを求められました。

娘1

これは前にコメント欄で教えてもらったイベントのようですね。なにか面白いことがないかなという思いもあって、手動でマップを歩き回ることにしたので、娘には悪いですが、ここで見れてよかったです。

直後に悪い男たちが現れ、戦闘に突入。会津藩主に向かって田舎侍とは、怖いもの知らずです。

娘2

娘に格好良いところを見せたいので、自ら刀を抜いて戦いたい(操作したい)ところでしたが、道端で説得を終えた直後で残り体力が微妙だったので、同志に任せることに。「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」的な。(笑)

数が違うので、楽勝でした。その後は「ありがとうございました」と娘にお礼を言われておしまい(画像なし)でした。

その後、無事に近江の地に足を踏み入れましたが、近江と言えば「琵琶湖」です。

琵琶湖

ここの藩主は大老に就任した井伊直弼。薄々は分かっていましたが、城には不在でした。おそらくは江戸城あたりにいるのでしょう。城にいた家老の岡本半介を説得後は南の桑名藩に来ました。

桑名藩の藩主は松平春猷。ところで一般的には松平「定」猷と呼ばれているようですが「春」なのはどうしてでしょう。

一足先に着いていた池内蔵太で説得したらキレられたので、数日後に松平容保でやったら、まだ怒っていて斬り付けられました。一度キレたら人を替えても駄目だったんですね。

チャンバラ

雄藩の藩主同士の斬り合いです。被害者なのに画像だけ見ると、こっちから喧嘩を売ったみたいになっています。(笑)

戦闘後はごっそりと同志が減りました。仕方がないので隣の尾張へ。ここの城は金の鯱で有名な「名古屋城」です。鯱は数ドット見えるでしょうか。

名古屋城

松平容保で藩主・徳川義勝の説得に臨みましたが、こちらでもキレられました。松平容保で駄目なら坂本龍馬本人が出張るしかありません。仲間のルートは行き詰まりに。

勢力図

この時点での全国の情勢です。水戸から北陸にかけて続いている公議の藩が、これまでの坂本龍馬松平容保の移動ルートとだいたい一致します。

坂本龍馬は別れて単身長州へ向かっていましたが、藩主の毛利敬親は不在だったので、領内にいる藩士たちを説得していました。それも一段落したので、江戸へ井伊直弼を捜しに向かいましたが、船から降りた途端に訃報が。

陸奥宗光死亡

尾張で委任待機中だった陸奥宗光が何者かとの戦闘で死亡してしまいました。いったい誰が……

代わりに近くにいた松平容保を尾張に戻らせたところ、歩いている毛利敬親を発見。松平容保ではやはりまともに話し合いをしてくれなかったので、坂本龍馬も急ぎ尾張へ向かいました。

到着まで仲間に後をつけさせていたので、見失わずに何度か説得を仕掛けることができましたが、途中で川留めに遭って向こう岸に渡ることができなくなってしまいました。なお、ただ通過するだけならば、HEXモードでなくスクエアモードにすればいいです。

川留め

このせいで渋滞になって辺りに要人がごちゃごちゃしたこともあり、川向こうにいた相手を結局見失ってしまいました。

仕方がないので、そのまま機嫌を直していた桑名の松平春猷と尾張の徳川義勝を説得し、東海地方の雄藩2つを公議側に引き込むことに成功しました。

雄藩

これで残すは長岡藩、彦根藩、長州藩、薩摩藩の4藩になりました。仙台は行った覚えがないんですが、それとは知らずにどこかで藩主を捕まえていたんでしょうか。

長岡藩では長岡謙吉が情報収集を行っていましたが、その最中に通行人の志士に因縁を付けられました。

恐喝

拒絶すると戦闘になりましたが、情報収集=同志集めだったので、難なく切り抜けました。情報によると藩主は飛騨や信濃あたりをうろついており坂本龍馬松平容保で後を追いましたが、その道中、今度は松平容保が女性に父の仇と命を狙われました。

敵討ち

松平容保の災難は続きます。しまいには農民に襲われる始末です。長岡謙吉の時の恐喝もそうですが、女性が出てこないと画像がないんでしょうか。まあ、それでも構いませんけど。(笑)

盗賊

色々ありましたが、そのまま城に戻った長岡藩主の牧野忠恭を説得することに成功。次はまだ桜田門外の変まで時間があるので井伊直弼を説得に行くことにしましたが、尊王になってしまっていた福井藩を再び説得してから江戸へ。城の近くの屋敷でターゲットを発見しました。

井伊直弼

これで残すは雄藩の中の雄、薩長の2藩になりました。潜伏させている仲間によれば、ともに藩主は城にいるとのこと。急ぎ長州に向かいますが、途中、坂本龍馬は山崩れに遭い、同志数と原体力が減って医者に診てもらわなければならなくなりました。少し遠回りをしましたが、なんとか長州へ到着。

毛利敬親

特に問題なく城にいた毛利敬親を説得して、次は全員を薩摩に向かわせました。

桜島

久しぶりにやって来ましたが、「桜島」には相変わらず噴煙が上っていました。

前回は坂本龍馬ですらまともに相手にされなかった藩主の島津忠義でしたが、すでに坂本龍馬のレベルは最大の42です。最大値としてはちょっと半端な気もします。説得は普通にやってもいいですが、ここに来て新しい発見がありました。

今回、島津忠義の国外思想は同じ開国だったので、レベルの低い仲間で国外思想の説得をします。すると国内思想の場合とは違って相手の「血圧」が上がることもありませんでした。

体力切れ

これと以前の悪質洗脳セミナーの合わせ技を使います。まず仲間で次々に国外思想の説得を仕掛けて島津忠義の体力を削ります。仮に説得を失敗しても思想は同じなので、双方の思想に変化はありません。

たまに向こうから国外か国内思想の説得にやって来ることもありますが、その場合は向こうの血圧は上がりません。また一度くらい説得されても痛くも痒くもありませんし、体力次第では返り討ちのチャンスも十分にあります。

そして一日の早いうちに相手の体力を削ったら、残ったターンにひたすら坂本龍馬で説得すれば、一方的に言い負かすことができます。

雄藩統一

全雄藩を公議で統一したら「天皇と将軍に面会して下さい」とメッセージが表示されました。途中で思想を変えられても嫌なので公議100%にした後に、孝明天皇に拝謁しに京都の御所へと向かいました。そこで「天皇」コマンドを実行。

天皇

この次は将軍です。一路江戸へ。一応護衛として仲間と一緒に行動していましたが、途中で新宮馬之助が武士に襲われたくらいで、敵対勢力が坂本龍馬の命を狙いに来るようなことはないみたいです。

江戸城にて「将軍」コマンドを実行して、第14代将軍・徳川家茂と面会しました。

将軍

これにて無用な血をそれほど流すことなく維新が達成され、江戸幕府と朝廷が手を組み新体制が成立。日本が一丸となって外圧に立ち向かっていくことになるのでした。

エンディングは画像1枚きりでしたが、これで初めて『維新の嵐』のエンディング(公議)を見ることができました。

公議エンディング

最初にプレイしてから随分と年月が経っていました。エンディングを見る日が来るとは、まだまだ子供だった自分は思ってもいなかったです。というか、当時はゲームの目的すらちゃんと理解してなかった。(笑)

大老・井伊直弼もまだ生きているし、新選組もまだいないし、開始が一番早いシナリオ1で(公議思想は武力制圧の必要がなかったこともあって)2年経たずにクリアとなったので、時代が大きく動く前にあっさり終わった感じですね。

今から思えばもっと寄り道もできましたが、クリア条件を満たすのにどのくらいの年月がかかるのか、ちょっと計りかねていたところはありました。

歴史上のイベント(と言ってもメッセージと右下に絵が出るくらいですが)も見ていないものがたくさんあるでしょうし、あと「名所」も全部回っていません。

クリアするためにはほぼ説得の積み重ねですが、小ネタ的な要素は色々あったので、やれ尊王だ佐幕だという難しい話は脇においやって、この幕末の「世界」で自由気ままに生きるという道もあるかなと思いました。その先にはゲームオーバー(時間切れ)が待つのみですが。

最後に銭湯は2回目の時に見た(ハズレは当然スルー)ので、今回はまだ見ていなかった遊郭に行ってきました。おそらくランダムで3種類、時々花魁が出てくることもあります(右下)。

遊郭

先述の通り歴史イベントはほぼ絵と文が入るだけです。ある程度イベント性を強めようとすると、(ifを含めて)アドベンチャー寄りになって、シナリオをなぞっていく感じが強くなってしまうので、やはりこの「初代」と『幕末志士伝』は似て非なるものだなと思いました。

折しも、長い沈黙期間を経て同じリコエイション (RE"KOEI"TION) ゲームの『太閤立志伝V』のリマスター版が発売されました。

「初代」と『幕末志士伝』のどちらの方向性がいいのかは、評価が難しいところでしょうが、ぜひ『維新の嵐』にも何か新しい動きを……! 気づいたら「無双」になってそうですけど。(笑)

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維新の嵐
タイトル別まとめ

維新の嵐

リコエイション・ゲーム『維新の嵐』の記事です。PC-9801版準拠のSteam版をプレイしています。

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