【栄冠は君に2】姫神高校プレイ日記 1年目(1)

先日センバツの出場校が発表されたりプロ野球がキャンプ入りしたりと、球春が近づいてきました。そこで久しぶりの野球ゲーム、今度は『栄冠は君に レジェンドパック』から『栄冠は君に2』です。

オリジナルのPC-9801版は前作からおよそ1年後の1991年6月発売で、何年も続けられるようになって、毎年選手が入れ替わるようになり、より高校野球らしくなりました。

公式サイトによるとなんと80年間プレイできるらしいです。それはそれでいいことなんですが、監督が最後まで生きてないんじゃ。(笑)

高校は特にネタもないため、前回と同じく「盛岡濃」高校を姫神高校に変更。岩手の姫神山に因んでいます。強さの指標はほとんどDランクで弱い方になります。少しずつ強くしていく楽しみがある、ということにしておきましょう。

姫神高校

そして今回から、深い意味はなさそうですが監督名を入力するようになったので、姫神ノエルにしました。下手をすると選手よりも年下です。(笑)

メイン画面はレイアウトが変わりましたが、表示されている情報はだいたい同じです。

メイン画面

始める前に姫神高校の部員たちの能力を見ておくことにします。まずは3年生の12人。メイン画面の下部(上の画像だと黒い帯になっている部分)に表示されるものを繋げました。

3年

パラメーターは「経験値」というものが増えたほかは前作と同じですが、2年生も12人。

2年

そして前作ではほぼ存在感のなかった1年生。今回は先にも書きましたが80年続けられるということで、3年間フルで鍛えられる最初の世代なので、一転してけっこう重要です。

1年

弱小校のためか新入部員は10人しかいません。1年生に限った話ではありませんが、みんな能力も低いです。

これからこの34人を夏の岩手県大会までの60日間、練習メニューを決めて鍛えていくことになります。

まずはそれぞれの「隠れたセンス」を見極めます。センスの良い選手はそうでない選手よりも能力の伸びが大きくて疲労の溜まり具合が少ないそうなので、全員に同じ練習をさせてみます。今回は1日だけみんなで打撃練習を行いました。

練習後の1年生の能力を見てみます。分かりやすい「疲労」に注目すると、2~4とばらつきがありましたが、疲労が少ないほどセンスがあるということになります。

1年(素質)

顔のところに疲労2が〇、3が△、4が×の印を付けておきました。「センス」の存在はマニュアルにさらっと書かれていますが、〇△×は私が勝手に言っているだけです。生徒に×などと付けているので、この資料が外部に流出したら問題になりそうです。(笑)

上がった能力は自信+1、体力・気力+2なのはみんな同じですが、センス〇の朝田は打力+3、打技+5なのに対し、(悪い例で挙げるのは申し訳ないですが)センス×の片岡は打力+2、打技+1と差が出ています。またセンス△は打力+2、打技+2と、×と△はそんなに違いはありません。

他の能力、例えば本田の制球なんかも上がっていますが、これはおそらくランダムで決定された初期値が低すぎて、嵩上げされただけだと思います。

センス〇の選手をいかに揃えるかというのが大事になってきますが、3年は〇1人・△3人・×7人、2年は〇2人・△4人・×6人と、×が半分以上を占めています。弱小校なので当然の結果でしょうが、まずはいい選手が入ってくるよう、最初の数年は試合で少しずつ結果を出して評判を高めていかなければなりません。

これから本格的な練習に入りますが、前作をやった感じから「体力」が大事で、あとはヒットが出ても得点を入れるのが大変だったので「走力」を上げていきたいと思います。

今作では能力の最大値は240と倍増したので、まずは体力を半分の120まで上げることを目標にみんなで「足腰強化」に励みました。

練習1

練習画面は各練習メニューごとに分割されるようになりましたが、まだみんな陸上部みたいなことをやっています。1日あたり体力・走力+3、走技+1~3、打力・球速+1と、センスは走技しか関係していませんでした。

ひたすら9日間走り続けて大会まで残り50日となりましたが、元が低いので目標の120を超えたのは7人のみでした。3年生の3人は打撃練習を、1・2年生の3人は守備練習、そして1年生投手の片岡とまだ体力111ですが3年生投手の福村は投球練習を行わせることにしました。あとは足腰強化を継続。

練習2

やっとグラウンドが有効活用され始めました。投球練習でセンス△の福村は球速・制球+2、体力+1なのに対し、センス×の片岡はいずれも+1です。1年のピッチャーは彼だけですが、3年も続ければなんとか様になるでしょうか。

3日後、全員の疲労が40前後になったので、みんなで2日間技術講習を行いました。疲労は一律で1日あたり-12、打技と走技、制球がセンスによりUPしますが、体力・球速・走力という身体的な能力が低下します。

それ以降は投手はずっと投球練習、そして3年生野手は体力が極端に低い小野を除き打撃練習を行うことにしました。今年のテーマは打って勝つ。守備はもう捨てます。(笑)

堅実な野球は来年から、1・2年生は足腰強化と守備練習を行いました。

1日技術講習を挟んで残り40日となって、スタメンを決めることにしましたが、守備位置のバランスを確認しました。

守備位置

黒字が3年、赤字が2年、緑字が1年です。センスも記してあるのでやはり部外秘です。(笑)

サードにセンスのある選手が集中しているので、×しかいないショートに2年生の森本をコンバート。またレフトの2年生に△が2人いるので、2年生のいないセンターに松山をコンバートさせました。コンバートさせると自信が8減りますが、その方が試合に出れるというか、来年レギュラー確定だから!

レギュラーは3年生をそのまま選びましたが、ダブっているポジション、ショートは体力の勝る田宮、センターは足の速い菊川にしました。

正選手

レギュラーは守備位置が赤字になります。また主将は唯一のセンス〇の堀井にしたので、彼は名前も赤字です。マニュアルによると能力は150でようやく及第点だそうです。チームで一番能力が高い堀井ですらまだ及んでいません。

残り33日に「千厩東川」高校から練習試合の申し込みがありました。モデルは千厩(せんまや)東高校で2002年に千厩高校との統合により閉校となったそうです。

正選手を決めたところだったので、申し出を受けて初の対外試合を行うことにしました。

ベンチ入りは15人。3年生全員に2年生からは投手の寺山、センス〇の佐野・森本です。

ベンチ入り

残りの選手は休養させましたが、後でマニュアルを見たら、観戦させると経験値が上がるとありました。次からはちゃんと観戦させることにします。

いよいよ監督としての初陣です。まずは打順を決めなければなりません。キャプテンの堀井を4番に据えて、足の速い選手を1・2番に、打力の高い選手をクリーンナップに並べました。

スタメン

全体的に打力不足で、重視していた走力はまだ物足りず、守備も低くて不安。要するにあらゆる面でまだまだです。監督の采配がどうこうというレベルではないかも。いったいどんな試合になるでしょうか。期待よりも不安が勝ります。

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【栄冠は君に2】姫神高校プレイ日記 1年目(2)
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【栄冠は君に2】姫神高校プレイ日記 1年目(2)

高校野球部育成シミュレーション『栄冠は君に レジェンドパック』より『栄冠は君に2 高校野球全国大会』のプレイ日記です。岩手県の「盛岡濃」改め、姫神高校で甲子園優勝を目指します。初めての対外試合を行うことになりました。

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