【WP10】ラーク・プロジェクト(1994年)
唯一プレイヤーと血が繋がっている次女の蘭は牧場スタッフになりました。ちょうど英国・ゴッドファームの牧場長の更新時期ですが牧野双葉のままにして、蘭は8年後にノエルファームの牧場長にします。
彼女の得意施設は牧草でした。陸人の時のように粘ってやろうと思っていましたが、今回は幸運にも一発目で当たりました。しばらくは兄嫁のみのりの下で分場を担当してもらいます。
ノエルの4番目の仔であるノエルジュエリーは1月に新馬戦を勝利。続く1勝クラスは5番人気で2着に食い込みました。3戦目は5月にずれ込みましたが、ダート2100mの舞台で9番人気ながら勝利して穴を空けると、すかさず交流重賞の関東オークスへ。
今度は12番人気でしたが一気に差し切って勝利。一族で同レースを勝ったのは早くも3頭目です。……ダートの長距離馬(しかも晩成)ばかり生まれているからですが。
早くも個別のノルマを達成したので、あとは適当に走らせてもう今年いっぱいで引退させます。ジャパンダートダービーはブラッククロスに譲り(1着)、10月のブラジルカップ3着~師走ステークス1着となったところで引退しました。距離適性を見れば、地方に移籍させて大井の金盃(2600m)あたりに出したいくらいです。
繁殖としてスピードが低いのはそれほど気にならないですが、やはり晩成のステイヤーが生まれやすいというのが厄介です。その点も気を付けて配合相手を選ばないといけないでしょうか。
ノエルカラーは来年3歳になってからデビューの予定。
もう1頭、年上のノエルアイドルは今年初戦のエンプレス杯で、かつて姉が負かしていたドラールオウカンの3着。適距離のダートのレースが少ない中、2100mのオープン戦のブリリアントステークス~スレイプニルステークスと連勝して、特性の〈非根幹距離〉が付きました。チャンピオンズカップやサウジカップで役立つでしょうか。適正距離外ですが。
その後は再び地方を転戦。ダートでは距離の長い重賞のブリーダーズゴールドカップ~白山大賞典を回りましたが、2つ目の重賞勝利が遠かったです。
無駄にスタミナがあります。そこで次は、菊花賞3着の実績もあるので、あえて芝のステイヤーズステークスに挑戦しました。
スタミナがものを言ったのか完勝でしたが、上位はテンマとセシルばっかりじゃないですか。来年は海外遠征をしつつ、国内のGⅠを狙います。芝△とはいえ芝質次第ではカドラン賞やゴールドカップを狙っても面白そうですが、合っていないのでやめておきます。
今年生まれたノエル一族は3頭。ハズレっぽいノエルフラワー94(父ミスタープロスペクター)は牡馬、残りが牝馬です。
いずれも固有特性は付いていませんが、ノエルフルーツ94(父ダンジグ)が当たりです。あとはラーク軍団ですが、今年はこれまでと比べると不作気味でしょうか。
種付けは、まずノエルはトウカイテイオー。あとの血統のまったく同じ2頭は、種牡馬を去年と入れ替えました。
シングルニックスが成立、父母のサブパラもいいので、まさかこれでGとか生まれてこないですよね。潜在固有特性は2つあります。とするとクワイトファインは4つあるということになるんでしょうか。固有特性は狙って付けるような感じなので、潜在しているものが多いと狙い通りにはいかなくなりやすいのかもしれませんが。
3冠牝馬が誕生したり、2年連続年度代表馬のラークディナーは秋古馬3冠達成など、ラーク軍団が路線を問わず勝ちまくりました。
カロ系ではGⅠ11勝インイクセスとスターオブコジーンが種付け料1500万円で種牡馬入り。そしてフォルティノ系で種牡馬入りしたのが計6頭。
ジョンティオンブル産駒が種付け料1500万円の2頭。スプリントGⅠ8勝ラークウィンとGⅠ9勝ラークフェザー。
ヒメカミテスコ産駒が3頭。スプリントGⅠ2勝のラークカニディア(750万円)、米国で芝GⅠ4勝のラークシリック(1050万円)、香港短距離3冠などスプリントGⅠ11勝のラークユース(1500万円)。
ほか、短距離GⅠ6勝ラークカヴォート(1100万円)はリアム産駒。この系列は米国に集めています。
産駒が短距離馬ばかりのジョンティオンブルとヒメカミテスコが伸びましたが、まだこれでも第一陣という感じです。
あと欧州に入れていた固有特性〈人気より実力〉持ちのホープタイム(タケホープ×タイムチャーター)という馬もGⅠ15勝して殿堂入り&種牡馬入りしています。
その固有特性は欧州では意味がありませんでしたが、それでも強かったです。年頭にローテだけ決めて放っておいたにもかかわらず安定していました。タケホープの代わりとして、いつかノエルあたりに付けようかと思います。
来年のノエル一族は2頭。まず〈大地が弾んで〉持ちのノエルランド(ミスターシービー×ノエル)。
予想に反して大物評でした。GⅠを勝つまで粘ってみようと思います。
そしてもう一頭がノエルローズ(リファール×ノエルフラワー)です。
初の孫世代ながら、こちらも大物。デビューが早そうなのは良かったです。3代続けての重賞勝利の繋ぎなので、最短の3歳までの重賞勝利を狙います。
あとはラーク軍団が大量にいますが、それ以外に黄信号が灯っているノーザンテースト系確立のために、急遽史実馬を入れました。ゴーイングスズカ(ダイナガリバー×ダンシングスズカ)とインターフラッグ(ノーザンテースト×ナショナルフラッグ)の2頭です。
あとタヤスダビンチ(サクラテルノオー×タニノエンゼル)という馬もいましたが、持ちきれなかったのと、能力的にもちょっと厳しいかと思い、とりあえずクラブに入れておきました。
ノーザンテーストの日本の血統支配率は年明け時点で4.2%でした。あとメジロブライトが控えていますが、この世代でどれだけ稼げるかに懸かっています。
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