【WP10】ラーク・プロジェクト(1996年)
2歳女王のノエルローズはチューリップ賞も順当に勝っていざクラシックへ。クラシックの注目馬の紹介でも取り上げられていました。
そう言えば有馬桜子ですが、『WP9 2022』の時のような昭和風の装いは『WP10』になってからはなくなっていますね。あれは何だったんでしょうか。(笑)
桜花賞ではもう1頭、クイーンカップ~フラワーカップと連勝したノエルランドともども出走し、ノエルローズ1着、ノエルランド4着という人気通りの結果に。そしてオークスではワンツーフィニッシュで2冠を達成しました。
ノエルランドもだいぶ本格化してきました。3冠狙いでローテを調整することもなく、秋も直接対決させます。
6歳になったノエルアイドルはドバイワールドカップに選出されましたが、まずは予定通りマクトゥームチャレンジラウンド3へ遠征するも2着で、海外勝利はお預け。
そして本番のドバイワールドカップですが、シガーがロストしていたため、目立った相手はルキャリエール(カールドナスクラ×ノーザンサンセット)やピークスアンドヴァレー(マウントリヴァーモア×ストライクアバランス)くらいで、ノエルアイドルは1番人気でした。
トワイスザヴァイス(ヴァイスリージェント×ダブルセット)がスタート良く飛び出して先頭へ。やがて架空馬のクイーンズオーティ(アファームド×サラスヴァティグラッドネス)がハナを主張してルキャリエールが2番手に控えます。ノエルアイドルは中団からやや後ろの位置を進み、第3コーナーで前方へ進出して〈アイドルホースの熱狂〉が発動。
好位からいち早く先頭に立っていたルキャリエールをピークスアンドヴァレーとともに抜き去ると、最後の一伸びでこれに1 1/4馬身差を付けてゴールイン。
海外GⅠ初勝利が、ノエルの時は凱旋門賞でしたが、今回もドバイワールドカップという大舞台でした。プロジェクト(史実馬のロスト)がこんなところでも効果を発揮してくるとは予想外でした。
今年のノエルの仔は、父はメジロマックイーンでしたが、固有特性の〈堂々たる主演〉が付いていました。
また晩成っぽいです。他の3頭はすべて牡馬で、河童木無印・美香◎▲△でした。もう産み分けで粘ってはいないです。
種付けはシンボリルドルフの番です。固有特性的にはトウカイテイオーにすればいいんでしょうが、そうしなかったのはなんとなく気分的なものです。
他の4頭はストームバードとストームキャットを2頭ずつ。これから史実馬で確立まで行くかどうか微妙なストームバードのアシストをしておこうと思います。
7月1週にはノエルの2頭目の孫世代にあたるノエルアップルが芝1800mの新馬戦でデビューしました。
血統が☆5、レース☆4という高評価、そして「本来はダートでこそ」と書かれていました。ダートは頭になかったので、いいことを聞きました。
そこで8月2週のアディロンダックステークス(GⅡ)~9月1週スピナウェイステークス(GⅠ)と米国はサラトガに遠征して連勝。アルシビアデスステークスこそ、父がラーク軍団のフォルティノ系架空馬セイントリーサリー(ラークキャメロン×ラインオブサンダー)に敗れましたが、BCジュヴェナイルフィリーズにも勝利。
内外のGⅠ3勝で米国の最優秀2歳牝馬に輝きました。
ノエルアイドルは帝王賞勝利後、米国のジョッキークラブゴールドカップで無敗の米国3冠馬スキップアウェイ(スキップトライアル×インゴットウェイ)に完敗。そこで次走はBCクラシックではなく、BCディスタフに路線変更して見事に1着。この勝利でブリーダーズカップの全レース勝利、さらに国内&海外のすべての優勝カップが展示室に揃いました。
これまで――ノエル以前は海外の中長距離の芝馬をロストさせるという行動方針だったので、ダート、特に牝馬路線は重視されてきていませんでした。
ご褒美は水着の秘書とバカンスでしたが、秘書だった期間を考えると、志麻倉夕映涙目です。(笑)
3歳牝馬クラシックは、ノエルローズ、ノエルランドともにトライアルを勝利して秋華賞へ。
ところで本馬場入場で誘導馬の名前が紹介されるのは、今作からはなくなっていますね。もしかして前作で誘導馬は今何歳だよとツッコミまくっていたせいではないですよね。(笑)
レースはノエルローズが好スタートを決め短期で逃げてレースを引っ張ります。そのまま一度も先頭を譲ることなく牝馬3冠を達成。ノエルランドは追い込みましたが3着まで。
ノエルローズはエリザベス女王杯もコースレコードで制して4冠。さらに初海外のアメリカンオークスを勝ったところで引退。最優秀3歳牝馬になり、「勝利の方程式」として殿堂入りを果たしました。
ちょっと早いですがすっぱり引退させました。主流牝系の条件の一つである(ノエルの仔から数えて)3代続けての重賞勝利が目標ですが、春嵐か春雷を狙おうと思います。
ノエルアイドルは帰国後のチャンピオンズカップも勝って、最優秀4歳以上牝馬と最優秀ダート馬に輝きました。
アメリカではクレア・ハートが43歳で騎手を引退。友好度は70で米国3冠がまだでした。アメリカの他の騎手は“完全体”の人があまりいないので、この引退は痛いです。
ヒメカミテスコが子系統を確立、フォルティノ系からは初のSP系統になりました。そしてそのフォルティノ系が親系統に昇格。
世界系統まではあと3つもありますが、あと1つ、2つ立ったら、ヒメカミテスコ系は架空馬なのでこれらの系統の勢力の維持もしておかないといけないかなと思っています。
カロ系は、今年は1500万円でマイル中心にGⅠ8勝のラークアイランド(シャルード×セイリングビューティー)とティッカネンが種牡馬入り。あとは300万円でスマドゥン(カルドゥン×モスマ)という馬もいました。
そしてフォルティノ系で種牡馬入りしたのは7頭。
カネツクロスが14勝(香港・オーストラリア・ドイツのGⅠ7勝)、ブラッククロスが14勝(交流GⅠ5勝)と頑張ったおかげでタマモクロスというかシービークロスのラインが一気に伸びました。
来年所有は、まずサドラーズウェルズの確立サポートがキングオブキングス(サドラーズウェルズ×ズマラッド)、クラフトマンシップ(フレンチグローリー×ワーキングガール)、ドリームウェル(サドラーズウェルズ×ソウルドリーム)の3頭。
そして新たに始めるストームバードのサポート用がシーオブシークレッツ(ストームキャット×ラヴフロムマム)、フィガロ(フューチャーストーム×カラミア)の2頭。
多数いるラーク軍団のうち、純平の縁の馬がラークリリズム(リアム×リリズム)。ダートの大物です。
そしてノエル一族の馬が3頭。ノエルグレープ(ミスタープロスペクター×ノエルフルーツ)がクラシック狙いの大物で河童木&美香◎です。
ノエルリリィ(ダンジグ×ノエルフラワー)がマイラーの大物。ありがたいことにともに早熟でした。そしてもう1頭、ヒメカミオーバー(トウカイテイオー×ノエル)も一応は大物。牡馬なので重賞を勝つまでは粘ってみようと思います。
そして年末時点でのノエル一族の状況を確認してみます。濃いピンクは現役競走馬です。本来ノエルランドの下にいる2歳のノエルスポーツはまだデビュー前です。
今回はノエルの仔=2列目のところが、配合理論無視の固有特性縛りですが、ちょっと厳しかったです。あと成長が遅い馬が多くて、じっくりやろうと思えばシステム的に能力を伸ばす機会が生まれますが、早く血を広げたいのとは合いませんでした。
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