【だんじょん商店会】シナリオ「硫黄」
町ではダンジョンで遭難する観光客が問題になっていました。そんな状況でサララが出会った鍛冶屋の赤熊は、観光客に思うところがあるようで、サララは彼から相談を受けますが……
イベントに必要なアイテムをすでに持っている場合、入手手順をスキップできることがあります。またダンジョンの目的地([A~E])は、プレイ状況により変わります。
1. 赤熊
店に一通の手紙が届きます。それは観光客がダンジョンに入り遭難する事故が多発しているので、観光客に冒険の道具を販売することを控えるようにという、商店会本部からの通知でした。
最初の手順は二通りあります。
一つ目は、商店会本部へガメッツに「通知のこと」を聞きに行きます。するとちょうど[A]に遭難者がいるという情報を教えてもらいます。
[A]へ向かうと遭難者に出会いましたが、鍛冶屋の赤熊もやってきました。彼が町まで送り届けてくれるそうです。またサララに相談したいことがあるので、後で鍛冶屋に来てくれと言われました。ここから鍛冶屋に行くことが可能になります。
二つ目の手順は、シナリオ開始から[A]に行くまでの間に店を開きます。すると鍛冶屋の赤熊が鉄のカタマリを買いに来店します。
この時、鉄のカタマリは所持品の中からしか渡せませんが、あってもなくても展開に大差はありません。そして相談事があるので鍛冶屋に来てほしいと頼まれます。こうして赤熊と知り合った場合は上記ガメッツの依頼は発生しません。すでに遭難者のことをガメッツに聞いていても、[A]には誰もいなくなっています。
2. 観光用ダンジョン
早速鍛冶屋に行くと、赤熊にその奥の採掘場へと案内されます。
赤熊はそこを「観光用ダンジョン」に改装すれば観光客が本物のダンジョンに足を踏み入れることがなくなるのではと考えたのでした。しかし知識がないので、ダンジョンに詳しい人を紹介してもらえないかと頼まれます。
専門家を求めてダンジョン研究所へ行きます。頼みのキリールは忙しかったものの、助手のスカピンが手を貸してくれることになりました。
スカピンを連れて鍛冶屋の採掘場へ向かいます。その知識を認められて、スカピンと赤熊の2人で観光用ダンジョン作りをすることになりました。
鍛冶屋に2人の様子を見に行くと、スカピンから綺麗すぎるダンジョンの雰囲気を出すため、カビくさいゴミを持ってきてくれないかと頼まれました。
カビくさいゴミは全部で5つ必要です。これまでは見つけていても捨ててしまっていた場合が多いでしょうか。カビくさいゴミはダンジョンの低階層で草むらや岩を調べると出やすい印象です。同行者は獣人グループあたりでしょうか。
3. 宝箱
次に鍛冶屋を訪ねると、今度は宝箱について相談を受けます。本物の宝箱をダンジョンから持ってくることは不可能なので、扱いやすい宝箱を作ってそれをダンジョンに一定期間放置すれば雰囲気のある宝箱ができると考えたそうです。
やすっぽい宝箱をスカピンから受け取り、指定された[B]へ置きに行きます。ここには後でまた取りに戻ることになります。
これ以降[B]に寄ってみると、イベントの進行度に応じて宝箱の様子=チョコのセリフが変わります。
4. 罠
ダンジョンから戻ると、鍛冶屋では赤熊が罠作りに難儀していました。そこで[C]にいるワナ職人を連れてきてほしいとのこと。ワナ職人に会いに[C]に行きます。
するとワナ職人は作業中でした。しばらくは静かにしておきます(選択肢で右の困った顔を選びます)。作業が終わったところで話をすると、町へ行くのは無理ですが、[D]に仕掛けた罠が作動するか調べてきたら作り方を教えてくれるそうです。
[D]に行って罠を調べると、ヘビ、メドゥーサとの2連戦になります。この戦闘に勝利すれば罠の確認は終了です。
ちなみに部屋に入り直すと、仕掛けてあった罠の仕組みを知ることができます。
[C]へ戻ると、ワナ職人が罠の作り方の書かれたよごれた本をくれました。このよごれた本を鍛冶屋の2人に届けます。
5. モンスター
次に鍛冶屋に行くと、2人はダンジョンに住まわせる大人しいモンスターを探していました。
酒場で噂話を聞くと、[E]でサラマンダーとロック鳥に襲われたという冒険者の話を聞くことができます。
そのモンスターはアメ玉に気を取られたというので、何か甘い物を1つ持って[E]へ向かいます。アメ玉――キャンディのビン以外にも、チョコの実、いちごチョコの実、ヘナチョコの実、妖精のケーキ、ハチミツでもいいです。カエルまんじゅうは駄目でした。まあ、あんまり美味しくなさそうだし……
[E]の部屋では何者かの気配がするので、アイテムを置いておびき出すことに。ここで前述の甘い物を選びます。
すると頭にヒヨコを乗せた、見るからに頼りなさそうなサラマンダーが姿を現しました。説得して鍛冶屋に連れていきます。
6. 完成
翌日、弱虫サラマンダーの様子を見に鍛冶屋へ行くと、観光用ダンジョンは完成間近。仕上げに以前[B]に置いてきた宝箱の回収を頼まれました。[B]ですっかり雰囲気の出てきたそれらしい宝箱を取って再び鍛冶屋へ。すると思わぬトラブルが発生していました。
観光用ダンジョンはどうなってしまうのか、翌日鍛冶屋に顛末を見届けに行って、このシナリオはおしまいです。ちなみに鍛冶屋に行く前に研究所へ顔を出すと、スカピンが落ち込んでいます。
(C) 1998 藤浪智之/佐々木 亮 (C) 1998 講談社/キノトロープ
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