【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(1)
『維新の嵐 幕末志士伝』は、『維新の嵐』からおよそ10年後に発売された続編で、同じ「リコエイション」を名乗っていますが、システムはけっこう変わっています。
今回プレイするプレイステーション版は、先に発売されたPC版に手を加えたものだそうです。最近になってフリーキャラで新撰組に入れるようになったということを知って、またやりたくなったんですが、色々と忘れているので、まずはリハビリとして難度がそれほど高くないであろう坂本龍馬の「蒼龍の飛翔」編をやることにしました。
時は1853年。アメリカのペリーが黒船の船団を率いて浦賀にやってきたところから始まります。いやぁ降参……
その頃の坂本龍馬は藩命により江戸の北辰一刀流・千葉道場で稽古漬けの日々を送っていましたが、千葉重太郎に誘われて、浦賀まで黒船を見に行くことに。私は黒船と聞くと、今では馬を思い浮かべるようになってしまいました。
要所要所でアニメーションが挟まれますが、いかにも「アニメ日本の歴史」みたいなキャラデザインです。もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。特に佐那さん!
ちなみに裏技でタイトル画面でスタートとセレクトを押すと、音楽やムービーを視聴できます。
開国を要求するペリーに幕府は上を下への大騒ぎでしたが、坂本龍馬が歴史に関わるのはまだ先の話。まずは剣術・学問・遊びなど6択で過ごし方を聞かれますが、今回は無難に「剣術修行に精を出す」ことにしました。選択によりパラメーターに補正が加わるそうです。
それから一気に時が進んで4年後、一旦は故郷の土佐に帰ったものの再び江戸遊学を許された坂本龍馬は、千葉道場へと戻ってきました。1857年5月25日から、いよいよ本編開始です。
現在の剣の技術は130。8月10日に行われるという目録の試験に向けて、千葉道場で剣術修行を行います。
1日修行をすると赤いバーが伸びて、右端に達すると能力がランダムで2~3上がります。1回上がるまでに1週間以上はかかりますが、今回の江戸遊学の期限は1858年10月30日と、時間はたっぷりあります。
剣術の稽古を続けて3日後、千葉重太郎から三社祭に誘われ、彼の妹の千葉佐那も連れて見物へ行くことに。
ただ正ヒロイン枠はお龍で行こうと思います。平井加帆も加えた3人の中では個人的には佐那さんなんですが、今回は例の寺田屋事件を見ておこうかと。(笑)
祭のあとは再び剣術修行……ではなく、高級料亭へ。建物を選んで移動するシステムですが、江戸は広いので全部で13ある「地区」に移動してから、行動を選ぶことになります。
料亭では食事代として40~50文もかかりますが、酒を飲むだけでなくて芸妓から情報を聞いたり、花札をして遊んだりすることができます。私はこの『幕末志士伝』の料亭で花札(こいこい)を覚えました。(笑)
私の作戦としては「花見酒」「月見酒」を狙いにいきます。運が良ければ「三光」以上にもなります。
芸妓の身ぐるみを剥ぐお金を0にすると、説得時に使える「スペシャルカード」をもらうことができます。カード狙いなら、勝負の番数は最大の「十二番勝負」を選ぶ方が無難です。
芸妓のいる料亭は日本全国に全部で15軒ありますが、現在の坂本龍馬は目録を得るまで江戸から出ることは認められていません。江戸にある料亭と得られるスペシャルカードは以下の4つです。
- 浅草・松葉屋 ⇒ 幻の珍味について
- 浅草・大文字屋 ⇒ 吉原の太夫の噂
- 浅草・よしや ⇒ 江戸の喧嘩口上
- 本所深川・品川楼 ⇒ 嵐のお酌
この中で説得時に便利なのは〈江戸の喧嘩口上〉くらいですが、とりあえず全部取ります。コレクションみたいなものです。(笑)
酒を飲んで二日酔いになって剣術修行をし、治ったらまた料亭へ行くことを繰り返して、4枚のスペシャルカードをゲットしました。
ギ、ギクッ!
思想が尊王攘夷で同じ千葉重太郎と千葉佐那の信頼度上げも稽古と並行して行いました。なお国内思想は前作の坂本龍馬の思想だった「公議」はなくなり、「佐幕」と「尊王」の2つになって分かりやすくなりました。
ある日、千葉重太郎に言われて、曲輪内の土佐藩邸に顔を出してみることに。するとそこには旧知のアギこと武市半平太がいました。
現在、武市半平太の思想も尊王攘夷。彼はこう言っていますが、坂本龍馬は折を見て開国派に転向させようと思っています。最終的に良いエンディングを迎えるためには高次の「論」に辿り着かなければならず、そのためには国外思想が開国にならなければなりません。
欧米列強を前にして攘夷だとバッドエンド一直線というのは確かに分かるんですが、それってゲーム的にはどうなの?という気はします。
プレイの方針としては、共和政体&渡米エンドは(もう内容は覚えていませんが)クリアしたことがあるので、今回は争いごとに首を突っ込んでいく方向で行こうと思っています。
(C) コーエーテクモゲームス

【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(2)
『維新の嵐 幕末志士伝』から坂本龍馬「蒼龍の飛翔」編のプレイ日記です。目録の試験に合格。説得も始める中、桂小五郎や岡田以蔵らと知り合いました。
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