【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(11)

サムネ

追われる身ながら京都に潜入した坂本龍馬は、長州藩邸を拠点にして活動することに。上京したのは情報収集のためとはいえ、次の一大イベント、池田屋事件まですることは特にありません。

そこで東日本へ(解決手段の)説得の旅に出ましたが、京都にいた時には新撰組と、旅の道中では役人たちと戦って実戦経験を積んでいきました。「悪名高き」とか言われてすっかり貫禄が付いてきています。

悪名

生傷が絶えなくなりそうなので、富山では薬の「萬金丹」を購入しておきました。どうやら怪我に効くらしいのですが、実際の萬金丹は胃腸の薬なんですね。

一周してきて2月に名古屋に戻ったあたりで「丹虎に顔を出さないと」などとメッセージが表示されたので、その通りにすると薩摩の中村半次郎がいました。8月18日の政変は半ば薩摩の裏切りでしたがそれは島津久光の意向に依ることが大きく、一般の藩士レベルではまだ尊王攘夷の志が多いようです。

ところで天誅組の変で戦死したと思われていた藤本鉄石と松本奎堂が普通に生きていたんですが、どういうことですか。(笑)

3月に高杉晋作と会ったら島津久光を斬ると言われました。

高杉晋作

長州の過激派は京に進軍して天皇に直接掛け合うと息巻いており、暴発寸前。そこで元凶である島津久光を斬ることにしたのだそうです。もちろんこの計画に賛成しました。

しかし島津久光には近づけず、1か月後には高杉晋作にも帰藩命令が下り、この計画は立ち消えに。

4月に入り、土佐を脱藩した北添佶摩と望月亀弥太から近々尊攘派の集会が催されると聞きました。果たしてその集会では、宮部鼎蔵の口から衝撃的な言葉が……

恐るべき計画

6月5日に池田屋へ来い……ヤバそうな香りがプンプンしています。

この会合で〈恐るべき計画〉の情報カードを得ました。まだ極秘の計画の情報を説得の時にべらべら喋ったらまずいだろうと思いましたが、属性が佐幕のみのカードだったので、持っていたとしても事件が起きるまで使えないようになっていました。

桂小五郎にこのことを話すと、彼も計画には反対ですが説得できなかったようです。2人で当日に池田屋へ行き、思い留まらせるように説得しようということになりました。なんとしても池田屋に行かせようとする流れができてきています。

そこで事件の前に準備をしておくことに。新撰組が束になってくると歴戦の坂本龍馬とはいえきつそうなので、個々に闇討ちすることに。

闇討ち

路上で見つけた斎藤一と原田左之助を襲いました。「人斬り」とか言われていますが、自分から斬りに行ったのは吉田東洋と今回だけです。

そして運命の6月5日がやってきました。行くも行かないも自由ですが、もちろん池田屋へ向かいました。

桂小五郎はまだ来ていないようで吉田稔麿や宮部鼎蔵らと酒を飲みながら話をしていると、ついに牙を剥いた壬生の狼が踏み込んできました。

池田屋事件

建物内に突入してきたのは局長・近藤勇、永倉新八、藤堂平助、沖田総司とその他2人。こちらは坂本龍馬と同行者も加えて8人。このイベント中のみに出てくる名前もありそうでした。個々の剣術値は劣りますが、経験をそれなりに積んでいる人は何人かいます。

宮部鼎蔵

この戦闘での目標は階下に離脱することですが応戦します。しかし屋内だけに初期配置では渋滞していて、坂本龍馬をすぐに前線に立たせることができません。他の人を盾にしてさっさと逃げろということなんでしょうか。(笑)

坂本龍馬を襖越しに配置して何人かの同志とともに敵を足留めし、他の人は部屋を回って避難することに。坂本龍馬は廊下に出て永倉新八と正面から斬り合い軽い傷を負いましたが、何度か斬り合って撃退しました。

屋内戦

さらに藤堂平助と戦っている隙に、背後から沢村惣之丞が斬り掛かりました。この際卑怯とか言っていられません。

藤堂平助

階下にいた沖田総司、谷三十郎、山崎烝の3人は上がってくる気配もなく、退却ポイントから少し離れたところで明後日の方向を向いているだけで浪士を逃がしまくり。そして近藤勇も何故か廊下の隅っこでハマっていました。この人たち、士道不覚悟で切腹でしょ。(笑)

脱出

敵のアホさ加減にも助けられて拍子抜け気味に全員屋外へ脱出しましたが、そこには鬼の副長率いる土方隊が待ち受けていました。

土方歳三

敵は総勢8人。予め闇討ちしておいた斎藤一と原田左之助もいましたがともに「軽傷」でした。あと河合耆三郎は最初から「疲れた」状態だったんですが、何してたんですか。(笑)

いきなり密集、接近した状態で戦闘が開始したので、先手必勝、坂本龍馬が土方歳三を必殺技で葬りました。

屋外戦

最前線に配置されていた同行者の岡本健三郎が逃げ場もなく斎藤一にやられましたが、彼は絶対に死なないタイプらしく気絶で済んで幸運でした。

乱戦の最中、味方の杉山松助が重傷を負ったものの、坂本龍馬が斎藤一と原田左之助を倒し、さらに野老山五吉郎と沢村惣之丞の二人がかりで島田魁を倒しました。井上源三郎、武田観柳斎、河合耆三郎、松原忠司と連続で坂本龍馬に突っ込んできましたが、一刀の下に切り捨てられて新撰組は全滅。

逃走

散って現場から逃げようとしたところ、宮部鼎蔵ともども会津藩兵に見つかりましたが、相手は新撰組ほどではないので同行の岡本健三郎、沢村惣之丞も前に出て戦いました。戦闘後、宮部鼎蔵に頼まれ長州藩邸へ単身助けを呼びに行くことに。

長州藩邸

さすがに会津が出てくると長州から表立って兵を出す訳にはいかず、すでに吉田稔麿も援軍を求めにきましたが、断られると池田屋に戻ったそうです。長州の立場も分かりますが、吉田稔麿を見殺しにするわけにはいかず「単身救援に向かう」を選んで、池田屋に戻りました。

吉田稔麿

無名の敵兵8体との戦闘となりましたがやはりそんなに強くなく、吉田稔麿の救出に成功。こうして坂本龍馬たちの長い夜は明けました。

再起

〈尊攘志士が壊滅〉〈新撰組の勇名広がる〉などと池田屋事件の情報が瞬く間に広がっていきますが、新撰組は返り討ちに遭って尊攘派の主要キャラはみんな生き延びましたし、正反対の反応に思えてきます。この先の展開には影響が出ないのが物足りないところです。

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【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(12)
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【維新の嵐 幕末志士伝】蒼龍の飛翔 プレイ日記(12)

『維新の嵐 幕末志士伝』から坂本龍馬「蒼龍の飛翔」編のプレイ日記です。寺田屋事件の衝撃も冷めやらぬ中、禁門の変が勃発。敗戦を受けて長州藩内では俗論派が勢力を伸ばす中、高杉晋作がクーデターを起こしました。

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