【栄冠は君に2】姫神高校プレイ日記 2年目(2)
新チームの正選手を決めたところですが、チームの評価を見てみたら、走力以外が上がってオールCになっていました。着実に力は付いてきている……のかもしれません。
さっそく新チーム初の練習試合を申し込むことに。相手は打撃力C、他はDと格下と見た「大野屋」高校です。
ベンチは3年生全員に2年生の正選手の朝田を入れてもあと2席余り、人材不足は否めませんが、2年生からピッチャーの片岡とセンターの今野を入れました。
現状でベストと思われる打順はこちら。下位打線、特にバッテリーの2人は打撃にはあまり期待できません。
1回表、二死後、俊足の森本が四球で出塁。すかさず盗塁を決めるも佐野は三振。
その裏、いきなりヒットを打たれバントで送られると、3番打者にツーベースヒットを打たれ先制されました。暴投で三塁に進まれるとヒットを打たれて2失点目。ここで見るのを止めました。(笑)
その後は点の取り合い。9回表に2点を勝ち越したものの、1点を返されてなおも一死二塁。この状況からちゃんと見ることに。
暴投で三塁まで進まれるも、5番打者を三振に斬って取りました。続く6番打者の放った小フライは守備が低くて不安なピッチャー木村の元へ。ここは難なく捌いてゲームセット。6-5で勝利しました。
守備は捨てていたとはいえ、酷い試合でした。打てるようになったのは良かったですね。キャッチャーの芦田がエラー4つというのが目立っています。ワイルドピッチだかパスボールだかという(判別の付かない)プレイは何度か目にしましたが、どんなエラーをしたんでしょうか。
パスボールはエラーが付かないと聞いたことがありますが、この感じだとゲーム中ではどうなっているんでしょうね。
試合後は疲労の溜まり具合によって休養や技術講習を入れつつ、芦田と2年生本田のキャッチャーの2人は、他の選手よりも守備を上げるべく、守備練習。体力が低下した選手は足腰鍛錬をさせることにしました。この頃から1年生ピッチャーの3人も投球練習を開始。
残り30日には「久慈水産科」高校との練習試合。去年よりは多めに試合をしようと思っています。守備C、他はDと前回よりもさらに弱そうな高校にしました。
先発は今度は片岡。後は同じスタメンです。
朝田がヒットで出塁するとすかさず盗塁、バントで送った後、森本の打席でスクイズをするも外されてランナータッチアウト。ここでまた見るのを止めましたが、3-1で勝利。
控えピッチャーの片岡が好投。この試合はエラー2つとまあ常識的な数に収まりました。エラーをしたのはライトの島と三塁の朝田。朝田は早くも通算3つ目です。彼はチーム内では守備が高い方なんですが、まだ実戦経験が足りないんでしょうか。
そろそろ各選手の疲労が大きくばらけるようになってきて、何日も同じ練習を続けるのではなく、小刻みに個別に設定しなければならなくなってきました。
5日後にはまた練習試合。守備・機動力C、打撃・投手・注目度Dという「釜石商科」高校です。打てて抑えられそうな高校を選んでいます。
この試合は体力が低くなっている正選手の森本と疲労が70くらいになっていた片岡をベンチから外し、2年生の捕手本田とレフトの河崎をベンチに入れました。疲労を分散させつつ、いろいろな選手に経験を積ませる努力をしていこうと思いました。
スタメンは森本の代わりに野口を入れ、先発は木村。見ていると打たないのかと思ったので、見ないようにしましたが、今回は見ていなくても打ちませんでした。
なんと延長13回までかかり、島のタイムリーでようやく勝利。
木村は前の試合の片岡の好投に触発されたのか、13回を13奪三振の完封です。あと目に付くのは、犠打9つって3イニング分じゃないですか。酷いです。
試合結果が極端でいまいちチームの特色が見えてきません。エラーはちゃんと4つしていますけど。(笑)
次はちゃんと全部見ようと思って、残り20日に「大槌山」高校との試合を組みました。
1年生のセンス○の浮田が初ベンチ。スタメンは森本が復帰して、エラーが多めの朝田に代えて思い出出場で3年生の早乙女を入れてみました。
1番の森本がライト前ヒットで出塁するとすかさず盗塁を決め、2番の平尾は見逃し三振。3番島の時勝手にバントをするのを止めさせたいと思って「打て」のサインを出してみました。
マニュアルには打力に自信がなくてバントばかりする選手に強振させるのに役立つとありました。しかし初球をバントしてしまいました。サインがうまく伝わっていないんでしょうか。
バント自体は成功で4番佐野はセカンドのエラーで1点を先制。
3回には休養充分の森本がセンターへホームラン。4回表の攻撃はノーアウトのランナーを相変わらず勝手にバント2回で三塁に進め、初スタメンの早乙女がライト前にタイムリー。早乙女は直後に盗塁も決めました。
その後は両チームとも無得点で9回の攻防へ。一死一塁で打者山下の時に「H&R」=ヒットエンドランのサインを出して成功。右中間へのツーベースとなって一塁ランナーが一気に本塁まで生還。ようやく理想の攻撃が決まりました。
先発の木村は安定感抜群で、なんと被安打1の15奪三振で完封勝利。
エラーは守備に難のある木村の1つだけでした。盗塁が4つと機動力を使えたのも良かったです。
やっぱり気になるのは勝手にバントばかりするということですね。一死でも当然のようにするのはやめてもらいたいです。マニュアルの書きっぷりからは打力に自信がないということになるんでしょうか。
試合後は疲労取りをして、(投手以外の)下級生の練習方針を改めて決めました。体力180までは足腰強化。次は守備100まで守備練習。その後は打撃練習。疲労が40超えたら技術講習。2日ごとに能力をチェックして、機械的に練習を割り当てることにします。3年生になったら役割に応じて練習をさせるようにします。
残り10日。最後の練習試合をしますが、ちょうど「千厩田」高校から申し込みがありました。強さは選べませんが、大会前の腕試しと思って受けました。後で見たら、投手力・機動力C、打撃力・守備力・注目度Dでした。これまでの相手とはそんなに変わらなかったです。
先発は寺山。1回の二死からセカンドエラー、ワイルドピッチ、三盗を決められ、さらにセカンドのエラーで1点を献上。その裏に4番佐野のツーベースで同点に追いつくも、3回と4回に1点ずつを取られて劣勢に。ここで見るのを止めました。すると何が起こったのか、9回裏に一挙3点を返して同点に。
ここから再び観戦。10回はピンチを招くも寺山が何とか抑えました。その裏、寺山が死球で出塁したので、代走は早乙女。「待て」と「盗塁」のサインを出しましたが、朝田が何故かバントで二死二塁。ここで野口に代打でスタメンを外れていた森本。この打席で早乙女は三盗成功も、ライトへのファールフライでサヨナラのチャンスは逃しました。
11回からはピッチャー木村。13回までゼロに抑えて、姫神高校の攻撃。先頭の森本がスリーベースヒット。相手がスクイズを警戒する中、わざと「指示中止」のサインを出して遊んでいたら、3番の平尾がフルカウントからレフトへサヨナラホームランを放ち、熱戦に終止符を打ちました。
見ていない間にエラーを積み重ねこの試合は6つ。佐野もエラーが多く通算5つになります。
バントは相手チームも多いので、もうこんなものなのかなと思い始めています。昔の高校野球ってどんな感じでしたっけ?
エースの木村は初戦こそエラーで足を引っ張られましたが、その後は安定感抜群でけっこう三振も取れます。彼をまだ決めていなかった主将に指名しました。
これまで気にしていませんでしたが、試合を見ていて彼は投球フォームが「右下投」だったことに気付きました。
サイドスロー(横投)の概念はゲーム中には無さそうですが、純粋なアンダースローとして考えるならば、球速の値(km/hではない)が153=一般の高校生投手並みだと結構速く感じられそうですね。投球フォームによる補正があるのかどうかは何とも言えませんが。
正選手の疲労と体力の関係からこれを最後の練習試合にしますが、打って走ってエラーするというチームの色が定まった感じがします。余計なのが1つありますけど。(笑)
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