【栄冠は君に2】姫神高校プレイ日記 2年目(5)
ついに「夏の甲子園」が始まりました。開会式は前作の『レミングス』のような行進ではなく、地図に各地区の代表校が表示されていきました。
プレイ開始時に各校の名称を変更することができましたが、さすがにおよそ4000校を変えるのは無謀なので、代表校が出揃ったこのタイミングでも(自分以外の)高校名を変えられたらいいと思いました。
全国の代表校が表示された後、ごくごく普通の選手宜誓がテキストで表示され、いよいよ熱戦が始まります。
姫神高校の初戦の相手は京都府代表「京都西沢」高校。能力的には県大会の最後の方で戦った相手と同じくらいです。
先発ピッチャーはエースの木村。全国ネットで放送されても恥ずかしくないような投手戦が繰り広げられるも、6回に1番朝田のソロホームランで先制。その貴重な1点を木村が12奪三振の完封で守り切りました。
このゲームが出た1991年はまだ甲子園球場にラッキーゾーンがギリギリ存在していましたね。今となってはあったことを知らない人の方が多いんでしょうか。
甲子園大会では1回戦から試合後に校歌斉唱が行われました。だから負けてロードする場合に時間が掛かるって。
2回戦の相手は「智弁和歌山台」。早くも高校野球にそんなに詳しくなくても名前を聞いたことがありそうな有名処が登場です。
この試合の先発は1年生の鶴岡。毎回のようにランナーを出して終始押され気味でしたが、なんとかゼロで凌いで延長戦へ。
11回表についに松山のスリーベースヒットで2点を先制。その裏に1点を返されるも、辛くも逃げ切りに成功しました。
全国の強豪を相手にホームベースが遠く感じられていますが、鶴岡は17奪三振の完投勝利で見事に重責を果たしました。
対戦相手はだいたい能力(試合前のグラフ)が上ですが、その割には投手戦になるので、投高打低の気がありそうな感じがしてきています。まあ、ここは素直に鶴岡の覚醒を褒めておきましょう。(笑)
3回戦は徳島県代表の「板野橋」高校と相見えます。日替わりの先発は、県大会の決勝でも好投した郡です。
エースの木村以外の投手の評価は、上級生の寺山と片岡よりも、この郡や前の試合の鶴岡、そしてまだ投げていない小林の1年生トリオの方が高いです。あとこの試合では3番平尾と7番島を入れ替えました。
5回表になんと芦田のソロホームランで1点を先制。郡は7回まで無失点投球。8回裏にノーアウト二塁のピンチを招いたところで、鶴岡に交代。しかし1点を取られて同点に。
前の試合に続き延長戦に突入すると、その時に殊勲打を放っていた松山がソロホームランを打って試合を決めました。
松山はセンス○の選手の陰に隠れがちでしたが、バッティング能力はともに200超えで予選から安定していい仕事をしてきてくれています。その一方で、岩手県大会で打線を引っ張ってきた佐野は甲子園に来てからまだ1安打。森本は無安打が続いています。
ここ2試合エースの木村を休ませつつ、ベスト8に残りました。その顔ぶれはこの通り。九州勢が多いです。
私が高校野球にあまり詳しくないこともありますが、名前を見てもピンとこないです。4強入りを懸けて大分県代表の「大分鶴崎川」高校と戦いますが、相手の能力を見たら、嘘っぽさを感じるというか、対戦相手はその場その場で適当に生成されているのかなと思っています。
実際のところどうなのかは分かりませんが、さすがにプレイヤーが操作している裏で、全国4000校の12万人もの選手が同時に練習したり試合したりというのは、現実的ではないでしょうかね。
スタメンは、甲子園に来て絶不調の2番森本が、体力80の割に疲労50近くとすっかりバテているようなので、ショートに2年生の坂部を起用しました。また1年生の小林が初先発。
小林は好投していましたが、8回にピンチを招いたところで木村に交代。その木村は回跨ぎの9回裏にサヨナラツーランを打たれてしまいました。打線の方も、初出場の坂部の1安打のみであわやノーヒットノーランを食らうところでした。
姫神高校の初の甲子園はベスト8という結果に終わりました。甲子園に来てから打てなくなったのは、相手ピッチャーが良くなったのもそうですが、体力不足が原因ではないかと考えています。
だいぶ愛着の湧いた面々もついに引退することに。
今後の展開に影響を及ぼさなくていいんですが、卒業後の進路を表示してくれたら面白そうだと思いました。この中だと木村あたりが、(当時はありませんでしたが)育成ドラフトに引っかかりそうな感じかな、なんて想像してみました。
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