【維新の嵐】プレイ日記 第2回 海援隊結成
能力最大のうえにゲームパッドを繋いだ坂本龍馬は鬼に金棒。大抵の人間は(ゲーム内の)十数分でやり込めることができます。
高知にて近藤長次郎と長岡謙吉の二人を相次いで心服させたのち、坂本龍馬はまた船で横浜へ向かい、以前新宮馬之助の目撃情報があった三河を目指すことに。
この頃、ついに日米修好通商条約が締結されました。といってもゲーム内では特に変化はありません。
町の外に出ているときは、このようなスクエア画面に切り替えることができ、一日に数マップ一気に移動することができますが、このモード中は自分から通行人を説得したり攻撃したりすることはできません。
ちなみに画面では地名のところが「長崎」になっていますが、これは地域ごとにターンの処理をする際にその部分が切り替わるためで、そこにいるわけではありません。
三河に着きましたが、すでに新宮馬之助の姿は見当たらなかったので、西へ移動しながら、通りがかりの要人や各藩の大名らを説得してレベルを上げることにしました。
一方、心服させて操作が可能となった近藤長次郎と長岡謙吉の二人は京都へ向かわせていましたが、到着後に二人で町をふらついていたら、思わぬ災難に遭うことに。
女とすれ違ったら、敵としていきなり襲われました。近藤長次郎よ、お前、いったい何をした……って、絶対人違いですよね。通りすがりの浪人が女に加勢するも、こちらの同志が多かったので、難なく退けました。
坂本龍馬は西へ移動しながら、吉田藩の大河内信古、郡山藩の柳沢保徳を相次いで心服させました。大名を動かせるようになったのは実は初めてでしたが、大名本人に加え、その藩の第1部隊(移動不可。城の守備用)、第2部隊(移動可)が操作できるようになっていました。
大名のターンが来たときに城で「大奥」コマンドを発見したので選択。それを選ぶとさらに「おつとめ」なるコマンドが出てきました。
実行してみると――
大奥というかむしろ悪代官という気も……。画像が3枚続きという力の入れよう(?)でした。画像をわざわざ繋げた自分も自分ですが。(笑)
同じ光栄(当時)の『蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン』で有名な「オルド」を思い出してしまいました。あれはちゃんと意味があったけど、これは特にないだろうなあ。(笑)
また月末にも「藩政」のコマンドを行えるようになりましたが、当分はスルーでよいでしょうか。
坂本龍馬は徳川御三家・紀州藩の徳川茂承も心服させるなどして、河内へやってきました。すると道ばたで苦しむ女性を発見。
さっきのアレといい、本編とは関係なさそうな要素がけっこうしこんであったんですね。ここらへんはパソコンがメインだった頃の光栄の面目躍如(?)でしょうか。
という、しょうもないやり取りの後――
いったい何をやっているんだ……
そもそもお金をどれだけ持っていたのか分かりませんが、所持金を確認したら101両になっていました。
その後、お金稼ぎも兼ねて同志を増やすなどしていたら、池内蔵太が豊後にいるという情報を得ました。みんなで急いで向かうも、やはりすれ違い。
仕方ないので近藤長次郎と長岡謙吉を京都へやり、自身はレベル上げがてらに、近くの藩の藩主たちを何人か心服させました。
9月8日に安政の大獄が始まりましたが、坂本龍馬は我関せず、再び陸奥宗光が目撃されたという京都へ向かうことに。
その後、掌握したばかりの豊後の延岡藩は宇和島藩の攻撃を受けて敗北、その支藩となってしまいました。内戦状態になるの、ちょっと早いんじゃないですかね。
最終的には雄藩の動向が問題となってくるので、この段階では中小の藩についてはあまり気にしなくてよさそうです。いずれ武力討幕を目指すのであれば、味方勢力は多い方がよいのかもしれませんが。
一足早く京に来ていた近藤長次郎と長岡謙吉は陸奥宗光を見つけましたが、彼は血の気が多いようで勝手に斬り合いをして死んでしまうことがよくあり、実は一度やり直すことになってしまいました。
なので近藤長次郎と長岡謙吉の二人を陸奥宗光のいた建物の前で待機させ、坂本龍馬が到着するまで行動を見張ることにしました。ストーカーなのかボディガードなのか、よく分かりません。(笑)
幸い陸奥宗光はどこかへ行くこともなく、無事洗脳完了。直後に中岡慎太郎に襲われて同志を皆失ったものの、辛くも逃げ切ることに成功しました。
その後、新宮馬之助が地元の高知にいるという情報を得たので、一路高知へ向かい、説得完了。候補の五人中、四人は土佐藩士なので、放っておけば地元の土佐に戻ってくるのでしょうか。
残りは池内蔵太一人。ちなみに「いけうち・くらた」ではなくて「いけ・くらた」です。すぐに捜しに行けるように、心服させた四人を各地に散らばせました。
その後、姫路での目撃情報が得られたので、近くにいた坂本龍馬本人で急いで向かったところ、福山の城の近くにて発見しました。
画面中央辺り、同志7人の「池」の字が池内蔵太ですが、人多すぎです。渋谷のスクランブル交差点じゃないんだから。(笑)
要人は姓の一文字目がユニットに表示されますが、土佐藩の武市半平太などは「武」でアイコンも武士のものなので、同志数が少なかったら一般の武士と見分けがつきません。
早速、池内蔵太の説得を開始しましたが、小栗忠順や三浦七兵衛、平岡円四郎らが次々に説得しに来て邪魔されてしまいました。体力を使い切った後に別の相手に説得に来られると、一方的にボコられるので、用心のために体力をある程度残しておかねばならず、なかなか洗脳が捗りませんでした。
しかし動き回る池内蔵太をぴったりとマークして、ようやく心服させることに成功。ここに海援隊が結成されました。
しかし右下に絵が出ることもなく、このメッセージが一行だけ出て終わりました。
いちおう坂本龍馬と五人の仲間の身分は「海援隊」となっていて、(下の画像では分かりませんが)アイコンも武士から志士のものに変わりました。また港では行き先を自由に選ぶことができ、料金も無料になります。
今後はいよいよ思想統一開始……ですが、さすがにちょっと飽きてきたので、今回はここで一旦終了にします。
説得に飽きたら戦闘といきたいところですが、このゲームは邪魔な要人を戦闘で殺しても、名前が一文字違いのクローンのような人が延々と出てくるだけで、こちらから仕掛ける戦闘の意味があまりないのが残念なところです。
一応目的の海援隊結成は達成しましたが、イベントと呼ぶにはあまりに味気ないものだったので、疲れをいやしに銭湯に行きました。最後に風呂に入るのがお約束みたいになっています。(笑)
『維新の嵐』は「リコエイションゲーム」の第一作として30年以上前に作られましたが、今になっても強烈な個性を放っているゲームだと思います(人を選ぶ、とも言えますが)。
幕末の歴史上の人物たちを各能力値に加え国体3つ・国外2つの思想で表現していること、日本全国を一続きの巨大なマップで表したオープンワールドの走りっぽい世界など、幕末の日本の姿をゲームとして上手く落とし込んでいると思います。
是非とも今の技術・データ量で作り直してほしいゲームの一つです。売れるかどうかは分かりませんが……
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コメント
女に金を盗られるのは初めて見ました
放置してたら"お助け下さい"も発見したので、こっちもキャプを是非
休止と思いつつずいぶん時間が経ってしまいました
なにかしらのEDは見ておきたいところですが……
海援隊は結成出来ない物の、プレイするなら(史実が)色々と起きる
シナリオ3がいいかも
シナリオ3は近江屋事件当日だったんですね
開始直後に坂本龍馬で今井信郎と戦っていたのをよく覚えています